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「執筆バトン」 【2008/02/29 22:57】
今朝方、希望する職種のアピールシートを提出してきました・・・

三月中旬頃、書類選考の結果発表⇒合格れば、4月に一次筆記試験ですわ。


・・・はわわ、何か大学受験を思い出すわ(´Д`;

兎に角、これから本腰入れて、就職試験勉強頑張っていきたいと思います!



・・・書類選考で落とされるかもしれない、ってことは、なるべく考えない方向で・・・(ノ∀`)←大したこと何も書けてない気がするが;




取り敢えず、気分転換にバトン消化いきます。

Web作家トモダチ(・・・なんて呼んじゃっていいんでしょうか!?私ごときが・・・(´Д`;)の、オリーブさん から。



「執筆バトン」

・・・なんか、自分の小説執筆スタイルについて答えていくものらしい・・・f(´∀`;
ひょっとしたら、参考に見られる部分もあるかも!?
(↑・・・って、B@Lごときが何をほざいておるやら・・・)

・・・兎に角、真剣にお答えさせていただきたいとおもいますっ!<(`∀´)ビシッ!



01.自分の執筆についてどう思う?
えと、取り敢えず真剣ですよ、それなりに・・・(汗
(↑その答え方が真剣からは離れているような希ガス(爆))



02.下書きはしますか?
下書きというか、書き上げたものを後から後から書き直しまくるタイプです。
勝手に、前までの設定変えちゃったりするしさ・・・読む方の迷惑も考えろっつーの!(爆)



03.自分が書きたいものより、読者様の方を考える?
上のようなことを言ったら、完全読者なんぞ無視だろ、テメー、という感じではございますが、一応読み手のことも考えながら書いておりまするよ。
・・・特に、私の場合はポケモンという既存のキャラクターを使って執筆しておりますもの。皆さんそれぞれのイメージがあるだろうし、それを壊さないようにどこまで書けるかというのは、難しい問題ですよね。

・・・って、たまに、寧ろ既存の概念をぶっ壊すような方向に持ってってしまうことも、これまでいくらかあったと思うのデスガf(^_^;)

・・・行き過ぎを感じられた方、遠慮はいりません、B@Lを止めてください(爆)。


04.キャラ設定は細かくする方?
キャラによりきです。最初は名前すら設定してなかったキャラが、後から後から細かな設定が書き加えられてしまうことはあります。PQⅡ、Ⅲ登場のニャルマー♂、サラディンなんかがいい例。

・・・思い入れのあるキャラは、最初っから細かぁく設定してしまうこともあるけどね・・・レオナ姉さんとかね(´Д`*
・・・でも、途中で変えなきゃならなくて苦労することもあるけどね(爆)。



05.自分はストーリーを重視する?
どっちともいえないですね。キャラとストーリーのバランスが取れてこそ、良い作品だと思ってますので。

・・・あ、でも、回によって分けている部分もあるかも・・・今回はキャラ重視、とか、今回はストーリー重視、とかf(´∀`;

まぁ、それもテクニックの一つだと思うのデスガ;




06.執筆は早い方?
その時の気分・・・PQⅢの右大臣殿の回は、自分でも信じられないくらい早く書ききれたと思っています。

・・・でも、次回公開予定分は・・・まだ全然進んでおりませぬm(_ _;)m




07.自分で執筆した作品は好きですか?
自分が産んだ子みたいなものだもの。好きになってあげないと。
・・・でも、作った後で、何度も繰り返し書き直してしまうのは、不満があるからではないのか・・・!?∑( ̄□ ̄;ノ)ノ



・・・いえいえ、それも愛のなせる業ですwww
(↑要はこの人、ただの自己満なのねー(爆))


08.次に回す5名の方
私と同じ執筆家の方って・・・5人もお知り合いいませんよ!∑( ̄□ ̄;ノ)ノ


・・・えーと、では取り敢えず、りりさん、お願いしても宜しいでしょうか?
スルーしていただいてもOKですf(^_^;)

他、執筆活動なされてる方、或いはこれから執筆始めようとなさってる方、誰でも結構ですんで、お持ち帰りくださいませー♪



【ちょっとマニアックなハナシだけど、お詫びと訂正】
先日の記事で、バトレボはクリーチャーズが作ったと書いておりましたが、開発元は、正確には「ジニアス・ソノリティ」という会社でした。
クリーチャーズは取り敢えず、登録商標で出してるってだけなのかなぁ・・・そこんとこ、イマイチ詳しくないのデスガf(^_^;)

要は何を言いたいかと申しますと、ポケモンのソフトって、色んな会社が携って作られてんだね、ってことですわ;
それらの会社に感謝しつつ、これからもポケモンを愛でていこうとおもいまするー人´∀`*)


※↓以下、コメント返し。
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でぃあるがたん。 【2008/02/27 23:04】
先日当ブログでもご紹介しました「ポケモン牧場チャンネル」ですが、「みんなのポケモン牧場」と名称変更され、いよいよポケモン公式サイトでも情報が掲載され始めましたね。

ってなわけで、早速描いてみました。




でぃあるがたん。

スクリーンショットにあった、ディフォルメディアルガ。
・・・ポケモンのグラフィックがへぼへぼなのは、開発途中だからなんじゃなくて、やっぱり仕様だったのか!!(爆)

まぁね、考えてみたら、バトレボ出来てる時点で、全ポケモンのポリゴン素材は完成してる筈で・・・敢えてそれを使わないわけですから、また新しい方向性を持ったソフトに仕上げてるってことでしょうが。
・・・それとも、配信用のソフトだから容量抑えてこうなった、と思うのは、悪い見方?f( ̄▽ ̄;
(↑子どもの夢を壊すようなことを・・・;)

うん、でもこのディアルガは良い。パルキアも。
ぬいぐるみでも、こんなん売ってるわよね、確か。去年のパルシティで見かけたわよ、アタシ。←意外に高くて、買う気しなかったけど;



あと、まさかとは思っていたんですけど・・・このゲーム、単にDSの中の自分のポケモンを、バトレボみたくコピーする、のではなく、預けたり、引き出したりといったことができるのですね。
「ポケモンボックス」のWii版・・・いよいよ登場ってわけか。
ただのコミュニケーション目的のソフトだったら買う気はしませんでしたが、この機能のため、B@Lにとっては必須アイテムになりそうです・・・これで大分、私のポケモンのボックス整理がはかどるってもんです( ̄▽ ̄+

しかし、預けられる数は最大1000匹・・・って、GCのポケモンボックスより減ってる!?∑( ̄□ ̄;ノ)ノ
やっぱそれも、容量かな・・・(爆)。


あと、牧場の中では写真が撮れるという機能なんですけど、撮った写真はなんと、SDカードに保存して、PCで見れるようになっているらしいです!
ってことは、JPEG保存?

だったらいいっすよねぇ♪ブログにもじゃんじゃん掲載していきたいと思いますよヽ(´▽`)ノ♪

・・・取り敢えず私の牧場、最初はアンノーンだらけになることだと思いますけど・・・
(↑全種類キレイに集めてる方(笑))


ちなみに、少しマニアックな話をすると、今回のこの「みんなのポケモン牧場」、開発はアンブレラという会社で、バトレボ作ったクリーチャーズとは別会社みたいです。
だから、使ってる素材も違うのかもしれないし・・・

ちなみにちなみに、アンブレラ、これまで開発したソフトの中には、64の「ピカチュウげんきでちゅう」、GCの「ポケモンチャンネル ~ピカチュウといっしょ!~」、DSの「ポケモンダッシュ」等があります( ..)φメモメモ
それらの流れからきて、やっぱり今作もポケモンとのコミュニケーションというのに重点が置かれているのでしょうね。
ミニゲームとかも充実してればいいんですけど。


以上~(=ω=.)ノシ
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俳句バトン 【2008/02/25 22:30】
バトン溜めちゃってごめんなさい;

陽村たいがさんから、バレンタイン前に回していただいてたバトン、一つ消化させていただいきたいと思いますf(^_^;)



=俳句バトン=


取り敢えず俳句を作れ、という、また珍しいバトンですが・・・

俳句っていったら、季語が必要ですよね。

季語、季語・・・


ってなわけで、こんなん作ってみました。







花粉症

ラフレシアでも

かかってる!?









ラフレシアでも・・・?

自分、花のクセに花粉症にかかっているというラフレシア。
そんなんいたら面白いかなーと思って描いてみました。

・・・まぁ、草タイプのポケモンも、「ねむりごな」や「しびれごな」は普通に効くから、ひょっとしたら花粉症にもなるんじゃないかな、とf(^_^;)
一応ラフレシア、「どくのこな」は無効化できますけどね・・・(細かい)。

ちなみに今回のヘタレイラストですが、一番頑張ってみた箇所は、フォントです←え;




花粉症の季節ですよね・・・

ホント、B@Lも花粉症持ちなんで、一週間前アタリから鼻炎とか喉の痛みとかが辛いですf(-.-;




テッィシュの消費量がやべぇwwもう、ゴミ箱の中身、ティッシュだらけっすよ・・・
あ、いやいや、別にヤラシイことのために消費してるんではないですけれども( ̄▽ ̄+←ちょww


皆さんもお気をつけくださいね~。



=回す人=

超飛恵理子さん
今道 茴さん
オリーブさん

お題は取り敢えず・・・「ひな祭り」でいってみましょうか。
もうすぐ三月ですしね(早いなー;)。

毎度のことながら、スルーしていただいても結構です(^^;
また、このバトン、イラストは必須ではないです;ご安心を(汗


※以下、コメント返信↓
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M2さん、ルカリオさん、陽村たいがさん、立谷雪乃さん、アベンシさん、楽助さん。 【2008/02/23 10:57】
今回は、超久々にバトンやってみたいと思います;

バトン・・・最近全然やってなくてごめんなさいヽ(´Д`;
沢山回していただいてるんですけど、今回ようやく、当ブログ初のバトン消化となります;

記念すべき第一回目は、りりさんからのこのバトン。



指定バトン



☆ルール☆

回してくれた人からもらった【指定】を【】に入れて答えること。



指定は【任天堂】です。

いつの頃からか任天堂ファンの道を一直線に歩んでおり・・・ヲ●クと呼べる程ではないにしろ、カクジツに一般ゲーマーよりは任天堂愛が深いであろうと自負しているB@L。
そんな私に回されてきた、今回のバトンでございます。

ってか、ゲーム機自体も、任天堂のしか所持してないのよね(´∀`;
PSもPS2も、一応友人から借りて遊んだことはあるんですけれども・・・大した数やってないっす;

・・・そんなわけで、間違いなく任天堂贔屓の発言は多くなってしまうことかと思われますが(汗ダク
どうぞ、お気をつけくださいませm(_ _;)m

ちなみに、今回の記事には動画等が多く貼り付けられております。携帯やナローバンドからご覧の方は、殆ど観れないことかと思いますので、先にお詫びさせていただきますm(_ _)mフカブカ

・・・ってなわけで、さっさといくわよ!

レッツゴー。
  (_ M)_
  ( ゚д゚ )∩  
  σ || || ノ
  │゚ ゚̄/つ
  し'~´
 彡

(※マリオ風に)



①最近思う【任天堂】は??

Wii、DSバカ売れです。
やったぜ任天堂!(゜∀゜)

64、GC期に味わった雪辱がとうとう果たされた!

しかし、それに腐心することなく、常に新たなマーケット展開をしていく任天堂に期待大っす。
って、そのこと、また中盤でも触れることになると思うけど・・・
(今日は話が長くなりそうだ;)


②こんな【任天堂】には感動!!

取り敢えず思いついた中で、古い順から・・・


MOTHER3を発売してくれた任天堂に感動・゚・(ノД`)・゚・。

ポケモンを初め、Wi-Fiで世界中の任天堂ゲームプレイヤーと繋がれたことに感動・゚・(ノД`)・゚・。

スマブラXに感動・゚・(ノД`)・゚・。
(スマブラ未購入の方ゴメンナサイm(_ _;)m)


③積極的な【任天堂】をどう思う??

Wiiを使って、更に新しいマーケット展開を繰り広げていく任天堂。
来月には配信専用ソフト、Wiiウェアのサービスがスタートするらしい。恥ずかしながら私、このことをつい最近知りました;

ソフトの中には、ポケモンなんかもあったりするらしい。



「ポケモン牧場チャンネル」

WiiとDSを連動して、DSの中のポケモンを牧場へ転送!
牧場の中では、自分のMiiとポケモンで戯れたり、記念写真を撮ることだってできちゃうぞ!!

(なんつって、雑誌の広告記事風に書いてみたw)


Wiiウェアのサービス自体は楽しみだけど、このソフトは・・・
ポケモンのグラフィックが、なんとへぼへぼなことか(´Д`;
まぁ、ある意味癒しかもしれないけど・・・(汗

ちなみに、その情報の仕入れ元は、下記のURLの動画↓

http://www.irwebcasting.com/071010/51/8d505e3dbb/index.html
(任天堂カンファレンス 2007.秋)


Wii Fitなどのゲームがヒットしている現状況から上記サイトの映像を観ると・・・社長の言葉通りに動いている世の中に恐怖すら覚えてしまいますが・・・∑( ̄□ ̄;ノ)ノ

任天堂・・・恐ろしいコ!!(爆)

いや、非常にwktkしておりまするよ(´∀`)



④好きな【任天堂】は??

今のWiiやDSは凄いけれど・・・
何だかんだで、64好きです。一番任天堂にハマってた時期かな(笑)。
ちなみにB@L、GCもGBAも未購入です。少々ブランクがあり、DS、Wiiで任天堂畑に戻ってきました。

64とは色々あったなー(´∀`)
あぁ、そうそう・・・あの思い出も、64の時期でございました・・・(次の質問項目へ↓)。


⑤こんな【任天堂】は嫌だ

ランドネットDDという会員制サービスを、皆さんご存知でしょうか・・・

64の末期に始まったサービスでしたが、僅か1年足らずで終了してしまいました(ノД`;
あぁ・・・確かにあれは失敗だったよ・・・でも、全国でも数少ない会員となったB@L、その中で配布されたゲームは、非常に面白いものばかりです。今でもB@Lの宝物として、実家で保存しております。
・・・一部、もう起動しなくなったり、セーブ機能が壊れちゃったソフトあるけど(ノ∀`)←哀れww


ちなみにどんなゲームがあったかは・・・以下、ニコニコで見つけた動画を一部貼っておきます↓








F-ZEROXエクスパンションキットでは、今でも自作コース作ってたりします(´∀`)

ドシンは・・・壊れちゃったソフトの一つ(泣)
悔しいのでGC版買いました(ノ∀`)
でも、DD版にはDD版の良さがあります・・・


まぁ、ランドネットDDは任天堂の黒歴史ですわ・・・
でも、この失敗が、今のDSやWiiの成功へと繋がっているのだと思います。
Wiiで、またマリオアーティストシリーズ出ないかな・・・またムービーとか作って、ネット配信とかしてみたいなぁ(´Д`*

【オマケ】




↑・・・そうそう、このアーティストさん、私大好きでした(笑)。
DDではこんなアニメ映像作ったりできちゃうんだぜ(´∀`)


⑥この世に【任天堂】がいなかったら??

私がゲームやりすぎて、目を悪くすることはなかった・・・じゃなくて(爆)。

任天堂が無くても、ゲームそのものは存在したでしょう・・・でも、今程一般の人々に触れられるようなものじゃなかったんじゃないかな;
どんどんハイクオリティでコアなものになっていって・・・もう、ヲ●クしか触らないような代物になっていったかも;

ゲームというものの定義を広げ、これからも幅広い層の人々に遊びを提供し続ける任天堂・・・これからも期待です!( ̄▽ ̄+

よしっ、うまくまとまったぞ!(笑)



・・・って、やっぱり長えよ、今回(´∀`;


⑦次に廻す6人を【指定】付きで。

・・・はい、ちょっと多いけど、回す方、記事タイトルに名前入れさせていただきましたf(^_^;)
スルーOKですぅ~;

M2さんに【ポケモン孵化】

ルカリオさんに【バトルタワー】

陽村たいがさんに【ポケモンカード】

立谷雪乃さんに【ポケモン擬人化】

アベンシさんに【TVアニメ ポケットモンスター】

楽助さんに【チーム・神風】


⑧次に廻す6人をタイトルに入れること。

入れさせていただきましたが・・・
ビックリされましたでしょうか?f(^_^;)

お時間ありましたら、どうぞ宜しくお願いしまぁすぅ~vv

以上!(長かった・・・f( ̄▽ ̄;)



※以下、コメント返信↓
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テーマ:Wii(ウィー)総合 - ジャンル:ゲーム | バトン | コメント(3) | page top↑
バトルタワーWi-Fiの歴代リーダー入りしました。 【2008/02/21 18:49】
就活もしなきゃなのに、相変わらずのゲーマーでごめんなさい;
B@Lです。

ランク5ルーム003れきだいリーダーいちらん

さて、先日やっとバトルタワーWi-Fiのランクが6に上がり、ランク5の部屋の歴代リーダーとして名前が登録されました。
最大ランク10まであるうちの真ん中アタリのランクなので、あまり自慢できるようなことなのじゃないかもしれませんが・・・個人的にはカナリ嬉しいっす( ̄▽ ̄+

ランク上がったといっても、たった一つじゃんかといった感じですが。
・・・しかし、それだけでもかなりの苦戦を強いられました;
ランク5から6へ上がるためには、一度ランク5のバトルルームで7連勝すればいいのですが、その挑戦に3回失敗すると、残念なことにランクが一つ落とされてしまい、再びランク4の部屋からの挑戦となってしまうのです・・・。

そんなこんなで、ランク4から再挑戦。再びランク5に戻るのは、2度程の挑戦で何とか達成できたと思うのですが・・・それから再び負け続けorz

今回苦戦した相手は、特性「ノーガード」持ちカイリキー。
やつに先制されると、高威力の「ばくれつパンチ」が必中でとんできます;
高威力のため、弱点だと一撃で倒される可能性大;例え耐えたとしても、こんらん状態にさせられてしまうという恐ろしい技・・・;
ランク5ではコイツ使ってくるトレーナーが結構多かったように思います・・・あぁ、こんなときスターミーがいてくれれば、あんなやつ、わけないのに・・・(←それにしても、「受け」として出すのは危険だよ、ルーク。byレ○トン)。


で、気付いたら再び3度目の挑戦となり、もう後が無い、という感じだったのですが・・・
そこで何とか乗り切りました;

そんなわけで、念願のランク昇格&ランク5バトルルームのれきだいリーダー入り達成!喜びもひとしおでございますヽ(´▽`)ノ♪

この歴代リーダーの一覧表は、バトルタワーにて皆さん自由にダウンロードすることができます。もしよかったら確認してネ!人´∀`*)
(※但し、今後またB@Lがランク落とすなりした場合、直ぐに除名される可能性がありますが;)

ちなみに、ルーム003というのは、挑戦が三回目という証でもあります・・・全50部屋あるうちから自由に選べるのですが、敢えて001から順に挑戦してみた結果でした(笑)。


ちなみにちなみに、画像の下に表示されている言葉は、私が勝利したときの台詞です。

「ぎむきょういくの おかげです」

・・・ぎむきょういく、大切ですねf(´∀`;
(↑他に何か良い台詞無かったんか;)




おまけ。

ピザパン。

こないだ小腹が空いていたときに、スーパーで買って食べました。
B@L、いくらポケモン好きといっても、普段こんなん食べるような人ではありません(汗。単に、見切り品で半額だったからというのが理由。

・・・しかし、なぜディアルガなのか。なぜシンオウで神と呼ばれる存在のポケモンが、よりにもよってピザパンなどという欧米風の調理パンに姿を変えられてしまったのか。


ちなみに、デコキャラシールなるものもGetしました。良いの入っていたら、ブログのネタにできるかもしれんと思ってwktkしながら開封したのですが・・・。





ミノムッチ。

しかも、すなちのミノバージョン。





・・・普通なのかレアなのか、微妙すぎてワカラン(´Д`;

取り敢えず、大切にしようか、とも思ったんですが・・・
現時点で、部屋が散らかっており、既にどこに置いたかわからない状態(爆)。

うーん、シールとか、こういった細々したもの集めたりすんの、つくづく苦手だな、私は(ノ∀`)。
取り敢えず、探してみようと思いまするよ;



※以下、コメント返信↓
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テーマ:ポケモン - ジャンル:ゲーム | ポケモンバトル | コメント(4) | page top↑
No.492(描き直し) 【2008/02/20 15:36】
更新サボってました;
取り敢えず、記事タイトル通り、シェイミの描き直し絵うp。

シェイミ

前足を太くしてみたりとか、色を明るめにしたりとか、ちょこちょこ調整してみました。
相変わらずM2さんに言われたようなウリボーっぽいスタイルですが(爆)、まぁそれなりに可愛くなったんじゃないかと。
ってか、この構図で可愛くするのは、これが限界デスネf(^_^;)

あと、影もちょっと頑張って調整してみました。
後足上げてジャンプしてるっぽく見えたら成功。




昨日、一昨日と、友人がお泊りに来ていました。
お泊り会、ではないです。一昨日は一緒の部活の飲み会があって、昨日はその友人だけ所属しているゼミの催し物があり、それに大分夜遅くまで参加してて、帰る電車が無くなったらしく(笑)。

まぁ、B@Lさんの家、いいようにカプセルホテルとして利用されてるみたいっすけど(苦笑)。
でも、基本世話好きなので、苦ではないです。

B@Lさん家に泊まると、夕飯、朝食は必ず付きます。
朝はおいしいご飯とお味噌汁が・・・←おかみさんかよ。

あ、でも団体客はお断りです(当たり前だ)。



昨日の朝も、今朝も、二人でスマブラやりました。
Wi-Fi対戦もいいっすけど、隣に対戦相手がいると、また盛り上がり方が違いますね。

あと、自作のステージでの対戦とか・・・なかなか面白いです(笑)。

自作ステージ、昨日からサクサク作り始めちゃったとゆー( ̄▽ ̄+
工作好きの私には、こういうのたまんないっすb



ちなみに、スマブラ仲間募集中です。是非ステージ交換とか、対戦とかやったりしましょうb




・・・ってか、ゲームばっかやってないで、そろそろ小説の続きも書きたいな・・・全然進んでないや;
更新予定日は、また後日お知らせですm(_ _;)mお待ちくださいませ~。


※以下、コメント返信↓
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バトルタワー攻略中。 【2008/02/17 22:53】
現在、バトルタワーシングルに挑戦中。
9回勝ち抜いたんで、63連勝中です。かつての最高記録が65連勝なんで・・・新記録更新できるか!?
うーん、早く100連勝して、ブラックカードGetしたいぜ(´Д`*

でも、バトルタワーって、何度も何度も挑戦してると、大体敵のパターンが読めてきますね・・・トレーナーによって分かれてるっぽい。
まぁ、読めたところでタワークオリティ、なかなか一筋縄にはいかないトコロがありますが・・・


特に、ギャンブラーには要注意・・・
彼の出してくるトドゼルガがかなり凶悪です;

持ち技、確かこの四つだったと記憶してますが・・・

・じわれ
・ぜったいれいど
・ねむる
・ねごと

一撃必殺技自重www
眠らせたところで、「ねごと」で繰り出してくるわけですから・・・防ぎようがないという(´Д`;

あと、ゲンガーなんかも出してきたんですが、「シャドークロー」の連打。え?まさかの物理型ゲンガー?なんで?と思ったんですが、どうやら急所狙いらしい・・・
でも、それならばと物理耐久のポケモンに交換したら、次に使ってきた技が・・・


「だいばくはつ」!!


・・・これは、予想しとかないと、ちょっと戸惑いそうです(´∀`;

とにかく、バトルタワーには文字通り獣が潜んでいるわ(((´Д`;)))
心してかからなくっちゃ!



ところで、ついこの間Wi-Fiバトルルームの方にも挑戦してみたんですよ。
こっちはやっぱ、厨と呼ばれるポケモンが多いですね・・・(´Д`;
ガブリアスぐらいなら対策立ててるんですけど、ポリゴンZはかなりキツいな;
一度「わるだくみ」積まれたポリゴンZに3タテされたときには、なんだかもうやるせない気持ちになりました(泣)。ホント、ヤツは怖い・・・かなり怖い;

しかし、なんとか今のメンバーでランク5入り達成!ワールドアビリティリボンGetですヽ(´▽`)ノ♪
・・・だけど、最高はランク10なんですね・・・(´∀`;まだまだ道は長そうだぜ;

以上っす(*・ω・*)ノシ
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ホウエンより帰って参りましたよ。 【2008/02/16 23:41】
予定通り、本日帰って来ました。
ホント、「とんぼ帰り」だったわね・・・。(←※「とんぼ返り」と書くのが正式)


流石に疲れてるので、今晩は過去絵の使い回しの更新で勘弁してください・・・(←って、誰に謝ってるんだ;)


擬人化ニューラ

初めて描いた擬人化ニューラ(Pixia使用)。
うん、なにこの萌え萌え~な雰囲気は;

ちなみにこれ、FC2ブログの「ポケモン擬人化友の会」コミュニティの自己紹介トピにも貼らせていただきました。
・・・って、別にそれ程自信作ってわけでもないんですけれどもねf(-.-;
(↑使い慣れてないPixiaで描いた絵だしな;)


※こっからコメント&拍手返信↓
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行商より愛を込めて。 【2008/02/13 19:24】
いよいよ明日、バレンタインですね。
ラジオ聴きながら過ごしてると、ラブソングのリクエストがかかりまくってて、物凄くムード盛り上げております・・・

ってなわけで、一日早いけど、バレンタインフリー絵うp。

キホーテ(ニャース♀)擬人化バレンタイン絵

クレヨンツールオンリーで仕上げてみました。めちゃめちゃラフです。(←てきとうとも言えるのではないか;)

一応、PQの登場キャラ、キホーテ(ニャース♀)の擬人化。擬人化のデザインは、きちさんに描いていただいたものを参考にさせてもらってます⇒コラボ企画ページ

本当は、レオナ姉さん描こうかとも思いましたが、レオナ姉さん、何かいっつも描いてるような気がするので(爆)。
まぁ、たまにはこんな、女の子っぽいキホーテちゃんもいいんじゃないでしょうか。


ちなみに、フリー絵ですんで、お持ち帰りご自由にどうぞ。但し、無断転載はご遠慮ください。


さて、こっから個人的なハナシでございますが、私B@L、明日、就活のため一時地元ホウエンに帰ることが決定しました。
つっても、とんぼ帰りです。切符往復買って、土曜日には帰ってくることにしましたんで、ブログの更新はそんなに止まりはしないと思います(取り敢えず、明日、明後日ぐらいか・・・)。
皆様、どうかB@Lの乗る電車が脱線しないことをお祈りください(←ちょwwなんと不吉なwww)。


※↓こっからコメ&拍手返信。
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今日のバトレボWi-Fi戦 【2008/02/11 20:52】
本日二度目の更新、失礼します。

こないだM2さんにボロ負けした悔しさからか、無性に誰かと対人バトルしてみたくなって、久々にバトレボしました(笑)。


バトレボ・・・ごめんね、最近Wii、スマブラばっか独占状態にしちゃっててf( ̄▽ ̄;
いやはや、バトレボはいいっすよ。いつでも好きなときに対人バトルやれますから。Wii持ってる方は、バトレボ必須ね。


・・・とまぁ、前フリは別にいらないっすね;
兎も角、レベル50のシングル戦で、対戦相手探してみたわけですよ。
そしたら運よく、すぐさま見つかりました。
2回やったんですけど、2回とも日本人でした。
さすが祝日ダネ☆

そして、どちらの勝負でも、B@Lさん圧勝・・・w
いえいえ、決して相手が弱かったわけではありません;なかなかの読み合いのムズカシサがありました。


バトルの模様、語りたくて語りたくてしょうがないんですけれども(笑)、今回は伏せておきたいと思います・・・
だって、このメンバーでM2さんにリベンジ申し込むんだもの( ̄▽ ̄+
ふっふっふ~、次は負けませんよぉ~www


ところで、また使い回しになりますけど、イラストうp↓

サンドパン

pixia使ってた頃に描いたやつなんで、大分線とか粗いです;
そして、やはり構図はパクリです;公式絵見ながら描きました(汗ダク

サンドパン、初代の頃から好きだったポケモンなんですけど、今は育ててないんですよね・・・やっぱ、使い勝手がなかなかムズカシイポケモンだと思います。攻撃微妙、耐久微妙、素早さも中途半端だし・・・(爆)
でも、今日のバトル、2回目に戦った方はメンバーの中に入れてらっしゃいました。
・・・実際、対戦のほうではお目にかかれなかったのですが(汗

是非とも、一度強いサンドパン使いの方と一戦交えてみたいっす。
(↑自分で育てるという選択肢は無いのかww)


※↓こっからコメント返信
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そう言えば。 【2008/02/11 14:45】
まだこのブログには一枚も載せてなかった擬人化絵・・・。

ってことで、前ブログの使い回しにはなりますけれども、私が描いたニューラのレオナ姉さん擬人化載せておきます。

レオナ(ニューラ♀)擬人化

使い回しって言っても、以前掲載してたやつは、ちょっとコントラスト強めに加工してありました。
こっちが原色。少し淡い感じですが、今見たらなんかこっちの方がよかったので、このブログではこっちを掲載することにしてみました。


B@L、どちらかというと原型描くことの方が多いですが、擬人化も好きなので、あまり得意ではないくせにたまにもそもそ描いてたりします。
うん、でも自分で設定作ったコは、今のところこのコだけだったりするのですが(爆)。


しかし、このコ一体どこがニューラなの?ニューラだったらもっと鋭い目つきにしとけよ!しかも白衣なんて着てイミわかんないしよ!と言われるやもしれませんが・・・
まぁ、ウチの連載小説の方ではそういう設定になってるんで、ご了承くださいませm(_ _;)m

あ、あと赤ブチ眼鏡はオプションです(笑)。




今日、月曜日なのになんか頻繁に他のブログ様方が更新されてるなーと思ったら、祝日だったのですね(爆)。
私はもう春休みに入ってるもんで・・・平日と休日の区別がついてませんでしたf( ̄▽ ̄;
お前ってやつは・・・ニートか?(爆)

しかし、明日は学校の方で久々の講座があるのですよ・・・マジメンドクセ('A`)
うん、でも頑張って行くようにしようと思います・・・。

あと、今週木曜アタリ、就活でヒラリ実家に帰るやもしれません。なんか、希望してる職種の説明会っぽいのが開催されるようなので・・・(←昨日親父殿から電話で聞いて、慌てて申し込みした方・・・ヲイヲイ、自分でちゃんと確認しとけや;)。
まぁ、多分とんぼ帰りになると思います;

※以下、コメント返信↓
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クレセリア描き直し。 【2008/02/10 10:55】
クレセリア

こないだうpしてたしたがき絵があまりに酷かったため、昨晩「シュガー&スパイス」観ながら描き直してました。
しかも、何か恐ろしい勘違いしてたし・・・手が、何か触手みたくなってた(爆)。


まぁ、どちらにしても構図が「ポケ書」さんパクリなのは変りありませんが、着色でちょっと違いを出せてみたかな、などと思うております。


ところで「シュガー&スパイス」、ながら観だったのであまりハッキリした感想は言えませんが、取り敢えず登場人物の中ではグランマが好きでした。

あんなファンキーな祖母がいたら面白そうですよね。
・・・実際いたら、色々面倒くさいだろうとは思いますけど(爆)。


あと、クレセリア嬢と沢尻嬢って、ちょっと似てません?
(ツンとしたところが・・・(爆))
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PQⅢ⑭前書き。 【2008/02/08 19:06】
どうも。いよいよ今晩、「隻眼の右大臣」完結編、お送りしていきたいと思います。

前回、前書きの方、色々ウザったく書いてしまったため、今回は短めにいきたいと思います。

取り敢えず、お知らせの方をいくつか。


一点目。
もうお気づきの方もいるやもしれませんが、現在掲載している連載小説には、トコロドコロに挿絵が貼られています。
PQⅡのではアルトさんに戴いたものが、また、PQⅢのではGasutosoさんから戴いたイラストが挿入されています。
一応、どれも以前掲載許可をいただいていたものですが、まさか小説の挿絵にされるとは、驚かれたかもしれませんf(^_^;)・・・勝手に使っちゃってゴメンなさい;
本当に、素敵なイラストありがとうございましたヽ(´▽`)ノ♪

あと他にも、いくつか管理人が描いた挿絵が載せられています・・・取り敢えずはまだ、使い回しのやつばっかだったりしますが(汗。

ストーリーと同時に、イラストの方でも楽しんでいただければ、と思います。
今後も、余力があれば、随時載せていきます。



二点目。
PQⅢの(つい一昨日うpした作品デスネf(^_^;))の最後の方で出てきたキマワリのグレイス伯爵は、昨年りりさんからWi-Fi通信によって戴いたポケモンをゲスト出演させてみました。
交換当時から「いつか小説にも出しますね!」とか言いながら・・・なんか今更になってしまって申し訳ございません(>_<;
グレイス伯爵、本日の更新でも勿論登場致します♪彼の紳士ぶりを、乞うご期待!(笑)



三点目。
PQⅢの(今週月曜うpした作品)ですが、冒頭部分、本日ちょっと書き直しました。マグマラシの兵士たちを、ギャロップに乗せてみました(笑)。どうです、かっこいいっしょ?(笑)
・・・って、ちゃんとそれなりに意味があって書き直したんですけどねf(^_^;)
まぁ、こういった設定の変更とかは、ウチのブログではちょくちょくあります・・・著者が大分神経質なもんでして(爆)。
何卒、ご了承くださいませ・・・m(_ _;)m


以上、三点・・・って、多いよ(爆)全然短めじゃないじゃんww

はい、それでは本編の方、この下の記事よりお楽しみくださいませ・・・f(^_^;)
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※以下、コメ返信↓
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Pokemon QuestⅢ:砂漠の魔獣2~The Mystic Moonray~⑭ 【2008/02/08 19:05】
第十四話:隻眼の右大臣(後編)
>>はじめから >>前回の話

グレイス伯爵の言葉に、今度はサラディンも驚いてしまった。慌てて、彼は傍にいる彼女に、どういうことなの?と訊ねた。彼女は震えながら、こう言った。

「ごめん・・・サラディン・・・今まで黙ってて。あのキマワリたち・・・私の、養子の貰い当てなの」

サラディンには、わけがわからなかった。あのキマワリたちが、彼女の貰い当て・・・いかにもお金持ちそうじゃないか。だったら、どうして彼女は、僕の傍にいるんだ?どうしてまだ、彼女は孤児のままでいる?

「一度貰われたけど・・・逃げ出しちゃったの。私、孤児のままがよかったから・・・」

「・・・な、何で?どうしてさ?」

訊くと、彼女はまた、目に涙をいっぱい溜めていた。心が張り裂けそうになるくらい、いっぱい、いっぱい。

「だって・・・私、約束した!ずっと・・・ずっとサラディンの傍にいるって、約束した!」

サラディンは、何と言っていいかわからなかった。今まで彼女からそう言われてきて、うれしくない筈がなかった。なのに、今はそう素直に思うことができない自分がいた。彼女は・・・彼女の言葉は、何か間違っている、そう思ったのだった。

なぜなら、今まで彼女は、養子の貰い当てがいないのだと思っていたのだ。だけど、今はこうして、目の前にいる。だったら、彼らに貰われるべきなんじゃないだろうか。それも、あんなにお金持ちそうなポケモンたちなのに・・・貰われた方が、彼女にとっても絶対幸せな筈なのに・・・。

「もしかして、あのキマワリたち・・・悪いやつらなの?」

訊くと、彼女はぶんぶんと首を振った。とっても、いいポケモンたち・・・私のこと、すごぉく気遣ってくれるし・・・奥さんの作るお菓子も、とっても美味しくて、優しくて・・・。

「申し訳ございません、どうか幼い子だということで、許してあげてください。盗んだ物なら、私がすぐお支払い致しますから。300ポケですか?えぇえぇ、大丈夫ですとも。・・・いえいえ、ほんとにご迷惑をおかけいたしました」

サラディンは改めて、そうやって警官たちを追い返す、キマワリたちを見た。とても紳士的で、優しい感じのポケモンだ。警官たちがすっかり帰ってしまうと、伯爵は、サラディンたちのもとへやってきた。

グレイス伯爵は、サラディンと顔を合わせた。片目の潰れた顔を見るなり、また哀れな視線を送られるのかと思った。けれど、彼は全く、そんなことはしなかった。

「おやおや、キミは彼女のお友達かい?かわいいコだねぇ・・・そして、凄く逞しそうだ!」

それは、ほんとうに、ほんとうにいいポケモンのような気がした。彼らの元でなら、きっと彼女は幸せに暮らしていける。そう確信が持てるような。

サラディンは、庇っていた彼女の前から退いた。彼女は、「えっ」と言った。

「彼女を・・・幸せにしていただけますか?」

サラディンがそう言うと、伯爵はにっこりと穏やかな笑みを浮かべた。

「勿論だとも。約束するよ。男同士の約束だ」

けれど彼女は、まだ泣き止んではいなかった。

「どうして?どうしてよ!?約束したのに・・・私はずっと一緒にいるって、約束したのに!」

「・・・その約束は、もう充分果たして貰ったよ」

彼女の目を見て、優しい笑顔で、サラディンは言った。そして、彼女の目から零れる涙を、サッと手で拭いてあげた。

「・・・今度は僕が、君の約束を果たす番だから・・・いつか、必ず、僕、お城の役職に付いて、君を、この国を守ってみせるから!」

彼女は、もう泣こうとはしなかった。目はとても潤んでいたけど、必死に泣き止もうとしていた。代わりに、伯爵の隣の夫人が、ぐしゅぐしゅと涙ぐんでいた。伯爵は、神妙な顔をしながら、ウン、ウンと頷いていた。

「・・・良い志だね!きっと、君もその約束、守ってみせるんだよ!」

そして、伯爵は、彼女の手を握った。彼女は、しかしまだ、サラディンのことを見つめていた。

「ねぇ、サラディン・・・また、会えるよね?」

それには、何と答えられるのだろうか。今までお金持ちの家に養子に入ったコたちは、もう二度と孤児たちの前に姿を現したことがなかった。だって、住む世界が全然違ってしまうのだ。

けれども、サラディンは答えた。力強く、自信を持って。

「・・・あぁ、きっと会える。僕がお城の役職に就いたら、僕、きっと君の元へ、会いに行く!」

それを聞いて、ようやく彼女は、笑った。まだ、目にはいっぱい涙が溜まっていた。だけど、彼の言葉に、ようやく彼女は安心することができたのだ。

絶対、絶対会いに来てね!あぁ、会いに行く。本当に、本当だからね!あぁ、本当に本当。約束して!約束する。

そして、彼女はキマワリの夫婦に手を握られ、だんだんと、サラディンの元から離れていった。

「ねぇ、サラディン!」

だけど、もう一度だけ、彼女は、振り返ってこう言った。

「私たち、同じだよね!ずっとずっと、同じだよね!」

サラディンの目から、ぶわっと大粒の涙が溢れたのは、そのときだった。彼女のことを、ずっと見ていたかったのに、もう片方の目にも、何も映っていなかった。必死になって、涙を拭こうとした。けれど、涙は、涙は、あとからあとから零れ落ちるのだ。

そして、耳がきーんと鳴った。言葉は、言葉はもう何も届かなかった。

もう、目の前には彼女はいなかった。自分ひとりだけになっていた。彼女が最後に言った言葉も、もはや氷のように溶けて、消えて無くなってしまったかのようだった。

彼女は、もう彼の傍にはいなかった。もう、彼の手は握ってくれなかった。ずっと傍にいるよ・・・ずっと、ずっと。その声も、もう聞こえなかった。

これで、よかったのかと思った。いや、これでよかったのだ。これが正しいことなんだと、そう努めて信じようとした。なのに、彼の心は、もう酷く張り裂けそうだったのだ。

その晩、彼は仲間たちの元へ帰っても、またわんわん泣いたのだった。どうして彼がそんな風に泣くのか、彼の仲間たちは、誰も知らなかったし、慰めてやることもできなかった。

サラディンの心に空いた風穴は、サラディン自身が埋めるより他なかったのだ。


それから、数年後。

サラディンは何かに急かされるようにして、城の運営する士官学校へ入学した。親のいない、戦争孤児の彼だったが、当時の士官学校は、国の税金によって運営されており、門戸は開いていた。いや、寧ろ孤児のためにこそ開いていたというべきだろう。サラディンと同じく養子の当てのない孤児たちは、最終的には皆、そこへ行くことになったのだった。

入学の際、サラディンは、教官のグランブルたちに何を目指すのかと問われ、軍を指揮する城の役職に就きたいと宣言した。が、お前のような隻眼の者がなれるわけなかろう、軍は片目を瞑ったまま指揮できるものではないぞ、と馬鹿にされた。ちゃんと使える兵隊のひとりにでもなれるか疑わしいな、まぁ、折角士官学校に入ったからには、せいぜい国の税金を無駄にせぬよう、励むことだ。

しかし、彼は決して諦めなかった。その生活は、幼少の頃子どもたちだけで生きていたころよりも、もっともっと過酷なものだった。やがて、いつか彼女が言っていたような、“ほのおポケモン”王国の反乱による戦争も勃発し、その火種は砂漠の地全土へと広がりを見せ、彼もその戦地へと駆り出された。

仲間は、沢山死んでいった。けれど、彼だけは、決して死ぬわけにはいかなかった。生きて、手柄を立てなければ。そして、やがて自分自身で軍の指揮を取れるような立派な役職に就かなければ。そうしなければ、本当の意味で国を守ったことにはならないと思った。あの三日月祭の晩に誓った誓いが、果たされないと思った。

そして、きっとまた、彼女に会いに行くと言った、その約束も・・・。

その戦争で、サラディンが命を落とすことは無かった。強かったからではない。彼個人の力は決して弱くはなかったが、それは戦場では殆ど意味を成さなかった。ただ彼は、逃げることを覚えた。戦うのではなく、逃げて、逃げて、逃げまくるのだ。そうすれば、追いかけてきた敵の方が、勝手に流れ弾を喰らい、倒れていくのだった。彼はそうやって倒した敵たちから武器を奪い、それを自分の手柄にした。

彼の“どろぼう”は、時として、味方相手にも発揮された。ある戦いで大敗を喫し、退却を強いられたときのことだった。帰る途中、彼の一隊は、不運なことに突然の砂嵐に巻き込まれ、帰る方角を見失ってしまった。そのとき、彼らは傍にあった岩の陰で、何日も、何日も、救護のフライゴンが飛来してくるのを待つほかなかった。

サラディンの持つ水筒は、空になっていた。なぁ、と、彼は隣にいた仲間のマンキーに声をかけた。お前、まだ水あるか?しかし、仲間は何も答えなかった。鼻に耳を近づけると、仲間は呼吸をしていなかった。

サラディンは、その仲間の水筒を振った。ちゃぽっと、僅かばかりの水の音が聞こえた。サラディンは、何も躊躇せず、その水筒から水を飲んだ。戦場では、ヘタな感情は捨て去らなければならないのだ。やがて、フライゴンの救護隊が来たとき、それに乗って国へ帰ることができたのは、彼ただひとりだった。

そのあともいくつかの戦地を切り抜けたが、あるとき国に帰ると、彼は英雄と呼ばれるようになっていた。誰もが彼を褒め称えるようになり、隊長への就任も決まった。すごい、まさか隻眼のお前が、隊長になれるなんて。

そして、誰もが彼を囃し立てた。いや、もっと上の役職だ。もっと、軍全体を司るような、上の役職へ行くべきだ、と。その言葉は、彼にとっては望むところだった。道は、まだまだ険しかった。だけど、決して彼は、そこで前進を止めるわけにはいかなかった。

軍の指揮者として、彼が新たに覚えたのは、欺くことである。弱い相手に対しては、彼は敢えて、自分たちの方が弱いように見せかけた。そうすれば、油断した相手を、楽々と仕留められるのである。また、強い相手に対しては逆だった。自分たちの方がよっぽど強いように凄んでみせ、怯んだところを討つのである。“ねこかぶり”軍司の誕生であった。

だが、時々彼は不安に思うこともあった。

自分の今の道は、正しいのだろうかと。今の自分は、英雄とは呼ばれるけれど、あのとき孤児たちのヒーローであった彼からは、随分かけ離れてしまったように思えた。そして、いつしか使った“ひみつのちから”も、いつの間にやら彼の中から消えてしまっていることに気付いた。

しかし、その不安を打ち消してくれたのもまた、彼女との約束だった。必ず会いに行く・・・それまでは、もう何も余計なことは考える必要無いと、自分の心に強く訴えかけた。

そして彼が、国の外交、軍事を全て司る右大臣に就任したのは、つい一年も前のことだ。ようやく、彼は登りつめたと思った。城に呼ばれ、王の謁見を受けた。お前が、隻眼のニャルマー、サラディンか。ははっ!話はよう聞き及んでおるぞ、何とも面白きやつだと聞きうけておる。勿体無きお言葉!

「聞くところによると、貴殿は兵士として、実際の戦に赴いたこともあるらしいな。そこで問う。戦とは、一体何だ?」

突然の問いに、サラディンは自信を持って答えた。

「戦とは、戦わぬことにございまする」

「なぬ、戦わぬことだと?戦で戦わずして、何とする?」

「全く、申し上げた通りにございまする。勿論、最初の“ねこだまし”ぐらいは、私も喰らわせまする。しかし、そうして敵が怯んだ後は、あとはただ逃げるのみ。そうすれば、遅れて、慌てて追いかけてきた敵は、流れ弾にやられ、自滅しまする。私は、ただそうやって、逃げながらこれまでの手柄を立ててきたのでございまする」

「なに?貴殿よ、ただ逃げるのみで右大臣の座に登りつめたと申すか!」

呆れたような声を出す王に、しかしサラディンは続けた。

「勿論、逃げるばかりが我が策略にはございませぬ。強敵を前にして尻尾を巻くようでは、ただ追い詰められるのみ。そうした場合には、私は逃げるのではなく、逆に果敢に挑んでみせまする」

「ほう、やはり戦うのではないか?」

「いえ」

そこで、サラディンはニヤリとした笑みを浮かべた。

「果敢に挑むと見せかけておいて、そこで何も手出しはしませぬ。全兵を敵陣の目の前に並べたまま、一歩も動かぬのです」

「・・・すると、どうなる?」

「そうすると面白いことに、相手はうろたえ始めまする。・・・これはどうしたことだ?やつらめ、何か企んでおるのだな?この強い我らに恐れも見せず果敢に挑んできたとなると、必ず勝算があるに違いない・・・。そして、それから怯え始めるのです。あぁ、恐ろしいことだ、強い我々にも勝る策略があるなんて。あぁ、恐ろしいことだ、と。そこを、仕留めるのでございます」

「なんと!それはたまげた、あっぱれな話じゃ!」

その答えは、王を大いに喜ばせるものだった。

それから一頻り、王の話が続いたが、それが終わりかけの頃、王はふと、何かを思い出したような顔になった。

王は言った。

「そうだ、喜べ右大臣。今日この日のお前の就任を、我が妻が祝いたいと申しておったのだ。滅多には見れぬ美貌であるぞ・・・どれ、今直ぐ呼ぶからの、楽しみにしておれ」

サラディンは耳にしたことがあった。王妃は、王と同じブニャットだという。それも、立派な伯爵の家から嫁いだ、美しき女性であると。

しかし、その王妃が侍女のオタチらに連れられ、彼の元へ現れた瞬間。

サラディンは驚きを隠すことができなかった。そのブニャットは、彼が初めて見るブニャットではなかった。大分、姿形も変わっているように思えた。しかし、あの優しく、柔和な顔立ちは、見紛う筈がなかった。

「・・・どうした、右大臣。酷く取り乱しておるようだが・・・」

左大臣ビーダルからの言葉に、サラディンはハッとした。そして、すぐさま平静を取り繕って、こう言ったのだった。

「・・・いえ、王妃様のお姿が、あまりにも美しかったので、つい見とれてしまいました・・・」

その台詞に王妃はうふふ、と笑った。あのときと全く変らない、優しい笑みだった。

「まぁ、おじょうずですこと」

「ははは、やはり貴殿もそう思うであろう?全く、素晴らしい妻であるぞ」

そう言ってニヤリと笑った王の顔を、サラディンは直視することができなかった。どうして、どうしてなのだ。どうして彼女が、王の妻なんかに・・・。

今まで彼は、ずっと彼女のことを想って生きてきた。彼女に会いにいくため、そのためだけに、彼は今まで走り続けてきたのだ。

いや、違う。私が走り続けてきたのは、この国を守るためだ。そして、彼女を守るためだ。その守るべき彼女は、今目の前にいる。そうだ、目の前にいるぞ!・・・なんとも美しい姿で。約束は、誓いは、ちゃんと守られようとしているのだぞ。

なのに、この苦しい思いは一体何なんだ。どうにかなってしまいそうな、気が狂ってしまいそうな、哀しみの伴った、おかしい気持ちは!?もはや、彼はその場で、気が狂って叫びまくりそうだった。

しかし、彼はなんとか抑えた。王の御前で、取り乱すわけにはいかなかった。幸い、そのときまでにはしっかり訓練されていたのだ、平静を取り繕う方法を。立派な外交職に就くためには、どんなときでも冷静でいなければならない。例え冷静でなくても、冷静であると相手に思わせなければならない。そういう力が備わってこそ、初めてモノになる。そして彼は、冷酷な鉄の男と呼ばれるようにさえなっていたのだ。

けれどそのときばかりは、体の震えと、溢れる涙を、どうしても抑えることができなかったのだった。それに気付いたビーダルは、怪訝な顔をして問うた。おい、どうした、何か苦しいのか、と。しかし、王にとってそれは、たいそう愉快なことと目に映ったようだ。・・・ほう、貴殿。まさか、我が妻を見て、感涙するほどか!おぉ、これはこれは。あっぱれなやつじゃ!

そんな彼に、王妃はタタッと駆け寄った。彼女のその行動には、誰もが驚いた。彼女は、泣き崩れる右大臣を抱きかかえると、その涙を、そっと拭き取ったのだった。

「・・・まぁ、可愛らしいお方ですわね」

そして、サラディンに向かって、そう優しく微笑みかけたのだった。その笑顔を見た瞬間、サラディンは胸がきゅんと切なくなった。ある意味では、とても暖かくもあった。とても、嬉しい気もした。

けれど、あのとき同じだと感じていたものは、もうそこには無かった。美しい彼女に比べて、今の自分はなんともみすぼらしく思えた。夢に向かって、ただ真っ直ぐ、今まで突き進んできたことは、確かに立派なことかもしれない。けれどその間、いったい彼は、どれほど穢れた道を歩んできたのかわからなかった。

彼が今いる位置と、彼女が今いる位置は、全く隔てられてしまっていた。見た目には、こんなに近くにいるのに・・・手を伸ばせば、またあのときのように、ポンとやさしく、頭の上に手を置いてあげることができるのに。しかし、それは決して許されぬことであった。彼女は王妃。そして自分はただの右大臣。その距離はあまりにも遠く、決して手の届かない場所だった。

「・・・こ、これはこれは、申し訳ございませぬ・・・」

サラディンは慌てて王妃の元から離れ、畏まってそういった。王妃はまた、クスリと笑った。いえいえ、お気になさらずともよいですわ。

「ほっほっほ、実に優しい妃であろう、のぉ、右大臣」

そして、再び王は、ニタリとした笑みを浮かべて、そう言うのだった。

「ささ、王妃よ。貴殿は大事な体だ、早く下がってなさい」

そして、続けて言う言葉に驚きを見せたのは、左大臣ビーダルである。

「大事な体とは・・・はて、もしや陛下、それはおめでたきお知らせですかな?」

「おぉ、そうとも。まだ国の民には知らせておらんのだがの、ついに我が妃が、卵を孕んでおるのだ」

王のその言葉に、謁見の間に居合わせた者たちは一斉に、ワッと湧き上がった。世継ぎの誕生という朗報に、喜ばない者がいる筈がない。けれど、右大臣はもう、どう反応してよいやらわからなかった。何だか、酷く打ちのめされたような、そんな気分だった。

しかし王妃は、去り際に、またサラディンと目を合わせた。そして、よく通る優しい声で、彼にこう言ったのだった。

「右大臣、これから国を指導する者のひとりとして、我が王、我が民、我が祖国を、しっかりと守るのですよ」

その言葉で。

サラディンはようやく目が覚める思いだった。そうだ、私の道は、何も間違っていなかった。国を守る、彼女を守る、そのために今まで邁進してきたのだ。これまでも、そしてこれからも、その目標は、決して変ることがない。

「必ずや、必ずやこのサラディン、お守りしてみせまする・・・我が王、我が民、我が祖国・・・そして、お妃様も!」

そして、王妃はまた、優しい笑みを浮かべた。その笑みを見るだけで、彼は幸せだった。全てが、正しい方向へと向いている、そんな気がしたのだった。

まだ少し、胸が痛むような気がした。きっと、気のせいだ。彼はそう思って、その胸の痛みを、打ち消した。


「・・・どうしたのです?また、疲れたような顔をしていますよ?」

ふと、サラディンは現実へと引き戻された。目の前には、王妃がいた。サラディンはすぐさま、平静を取り繕った。

「も、申し訳ございません・・・私も、つい昔の思い出に浸ってしまいまして」

クスクスと、王妃は笑った。また、あの優しい笑みだった。

「兎も角、また、宜しく頼みますわ。この国の平和は、あなたが握っておられるようなものなのですから」

そしてそう言うと、彼女はサラディンの手を握った。サラディンは一瞬、またあの頃のように心がどぎまぎしてしまった。けれど、ふと彼女はもうそんな気持ちで自分の手を握ってくれているのではないだろうと思った。

しかし。

それから王妃がそれから立ち去ろうとした瞬間、サラディンは、思わず、言葉を漏らした。

「お、お待ちください、奥方様!」

言った後で、後悔した。何をしようとしているのか、自分が信じられなかった。王妃は、きょとんとした目でサラディンを見ていた。どうされました?優しい声で、そう訊ねてきた。何を言えばいいのか。何を言えばいいのか。言葉は脆い。口にすると、それは直ぐに溶けてしまう、氷のようなものだ。

しかし私は、その氷をいつまで心の中に残しておけばいいのか。もう既に、冷え固まって、体をも冷やそうとしている、意味の無い塊を。

「奥方様・・・そのぅ・・・幼き日のことですが・・・」

心臓が張り裂けそうだった。頭は、真っ赤に燃えるようだった。しかし、まだ意識はハッキリしていた。ゆっくりと、唾を飲み込んだ。その仕草が、王妃の目に、滑稽に映らぬことを願った。

「私に、おっしゃいましたよね・・・同じだよね、と・・・ずっとずっと、同じだよね、と・・・」

それを聞いて。

王妃は、とても穏やかで、優しくて、嬉しい、そんな笑顔を作ってみせた。

まぁ、懐かしいですわね・・・。

微笑を伴いながら漏らすそのつぶやきも、とても穏やかで、心がほわっとなるようだった。あぁ、この笑顔だ・・・私が、あの頃、ずっと眺めていたいと思った笑顔だ。この笑顔に再び会うために、私はここまで来たのだ。ただただ、ここまで突き進んできたのだ。

王妃は、こう言葉を続けた。

「・・・今じゃあ、私たち、もうこんなに変ってしまいましたのに・・・あなたは立派になって、そして私は、もうこんなに太って・・・月日の流れとは、早いものですわね」

それを聞いたとき。

今まで流れていた心地よい音楽が、急に鳴り止んだような気がした。

・・・違う。サラディンは思った。・・・違う、違う、そんなことではない。そんなことは、絶対に言って欲しくなかった。

ならば、ならば何なのだ?私は彼女に、一体何を望んでいるというのだ?どうした、答えは何だ?問題は何だ?

しかし、サラディンがそのとき感じたのは、絶望だったろうか。いや、違った。否定しながらも、彼は何かを理解した。そうだ、恥ずべきは自分であった。自分の中に残っていた幼い部分に、少しの失望を覚えただけであった。

くらくらとした。一体何の眩暈なのか。気のせいだ。気のせいだ。そう思って、サラディンはそれを振りほどいた。自分が今、どんな表情をしているのか、恐らく、また具合の悪いような、そんな顔になっているのに違いない。ほら、王妃様が見ておられるだろう。心配そうな目をして。

だめだ。だめだ、だめだ、だめだ。また余計な心配をさせてしまってはだめだ。サラディンは、またにっこりとした表情を作った。感情を偽るのは、今では自分の得意分野なのだ。

「・・・そうです、全くその通りです・・・しかし私は右大臣とはいえ、身なりはこのように卑しいまま。奥方様は、本当にお美しくなられました」

そして、彼はそう言った。

その台詞に、王妃はまた微笑んだ。

「そんな、美しいだなんて・・・本当におじょうずですね。でも、嬉しいわ、ありがとう」

そう言葉が返されるのは、彼にとっては、とても喜ばしいことだった。

これで、良いのだと思った。全てはうまくいっていた。良いのだ、これで・・・これで良いのだ。

やがて王妃は、王の元へ帰っていった。彼女も、今は忙しい身なのだ。つい数ヶ月前、ようやく生まれたばかりの赤子の世話もせねばならない。それも、立派な雄の赤ん坊である。きっと、将来その子が、この国を背負って立つに違いないのだ。

しっかりせねば。サラディンは思った。先程言われたように、私こそが、この国を守らねばならないのだ。そのためには、どうすべきか。

もう彼には、その答えは出ていたのだ。


部屋に戻って、窓の外を見た。もう日は、すっかり沈もうとしていた。その反対側には、先程見た月があった。

月は、あの頃と全く変らぬような輝きを持っていた。何もかもがかわっていく・・・私の気持ちも、彼女の気持ちも。そして、この国の未来も。月だけだろうか、あのように全く変らぬ輝きを持つのは。

・・・何を馬鹿な。そう思い、また彼は、情け無い自分をそうやって笑い飛ばすのであった。全て、月が悪いのだ。あの妖艶な輝きに魅せられて、ただ一瞬の迷いが、身に生じただけなのだ。

そう、ただそれだけのことなのだ。

眼帯を外し、机の上に置いた。宝石のように輝いていたあの美しい貝殻は、今ではもう、すっかりくすんだ色をしていた。

>>第十五話
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クレセリアたんに萌え死にました。 【2008/02/07 21:49】
本日はM2さんのブログ企画でのポケモンバトルでした。

ルールはシングル3on3の100レベル戦だったのですが・・・

M2さんのクレセリア一匹に、我が軍全員沈められましたm(_ _;)m


こちらの軍は、ギャラドス♂の「マティーニ」、カビゴン♂の「BOTZ」、そしてつい今日育成が終わったばかりの新メンバー、エレキブル♂の「ガイル」(FC2ブログのコミュニティで知り会った、「レイジ@トゲアリ」さんからのもらい物)。

BOTZが「あくび」でクレセリア眠らせたんですけど、「ねごと」によって、寝たままサイキネ連打(爆)。
それでもこちら、「かみくだく」でHPぎりぎりまで削ったトコロ、その時には既に目覚めていたクレセリア、「ねむる」によって体力満タンに\(^o^)/

BOTZ落ちた後は、マティーニの「ちょうはつ」でねごと封じたんですけど、自ら眠った後は、目覚めるのがお早いクレセリア嬢。サイキネで沈められました・・・ギャラドスは特防高いけど、しかしながら相手は、「めいそう」によって特攻を倍以上まで増幅させてたんですよね;

ガイルの攻撃は・・・なんかもう、全然効かない(泣)。折角、攻撃Vのコだったのに・・・「いのちのたま」まで持たせてたのに・・・(ノ_・。)

久々のボロ負けでした、トホホorz



しかし、クレセリアには「お嬢様」という呼び方が似合いますね。ツンとしてる感じが、プライド高そうな。
いや、女神様なのかもしれないけれどさ;




その後で交換の方もしていただいたのですが、残念賞で一体ナニが貰えるのかなーと思いきや・・・




マナフィのタマゴ!!∑( ̄□ ̄;ノ)ノ





えれぇぇえぇぇえぇええ!!!???残念賞なのに、こんな豪華な景品貰っちゃっていいのぉ!!!???(喜死)

マナフィのタマゴなんて、初めてナマで見たんだぜ・・・ど、ど、ど、どうしよう;←もちつけ
・・・はい、だ、大事にしますっ!
取り敢えず、今は大事にBOXの中で保管しとこうかと思います・・・


そして、自分の誕生日に孵化させるんだい!!ヽ(´▽`)ノ♪←ちょwwどんな自己満やwwww
あ、自分が孵化させるってことは、私が親になれるんですよね・・・
ニックネーム、何にしようかなぁ(´Д`*
折角誕生日に孵化させるんだったら、自分と同じ「B@L」トカ・・・←やめれ;


兎も角、M2さま、有難うございましたですm(_ _;)mフカブカ

以上~(*・ω・*)ノシ
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PQⅢ⑬前書き。 【2008/02/06 22:17】
どうも、ようやくPQⅢは全話うp完了したけれども、PQⅡはマダのため、相変わらず新参読者オイテケボリ状態のヘタレブログ小説家、B@Lでございますm(_ _;)m←挨拶長いよ;

つい一昨日新作うpしたくせに、また今日も新作うpなんてゆー無謀な挑戦に今回挑んでみるわけですが、その前に、またちょいちょい語ってしまいます・・・「前書き」ってやつです、テヘ☆

・・・はい、毎回ウザイっすよねm(_ _;)mウザイ場合は読み飛ばしていただいて結構ですんで・・・小説の更新は、この下の記事にありますんで;(先に言っておく)

でも、ウザイウザイと言えば、今回、ストーリーそのものが大分ウザい・・・f(-.-;
テキストの量も、今までで一番多いっす;多分、これが読者の限界だろーという点に挑戦してみてます・・・←すんな(爆)。

前にも一度言いましたが(多分、誰も記憶して無いだろうけど;)、今回のハナシ、元々書く予定じゃなかったんデスネ・・・ただの思いつきで、「右大臣の過去話とかやってみたら面白そう」とかってネタで・・・ホント、本筋とはカンケー無い;こりゃ、スピンオフ作品とかで、外伝とかに持って来るべきストーリーでした・・・
でも、書き出してみたらこれが・・・なんかもう、毎度のことながら、どんどん複雑化しちゃって(爆)。自分で自分を苦しめるとゆーのは、こういうことなんだなf(-.-;
で、気付いたら、PQⅢのテーマとして書きたかった部分を、ふんだんに押し込んだ作品となってしまったわけです;
そのテーマとは?・・・まぁ、ここでは敢えて語りません・・・多分、本文読んでもらうと、B@Lが何に挑戦したかったのかが分かるハズf(^_^;)


うん、でもこのテーマの作品って、今まで書こう、書こうとは思っていても、なかなか書けずじまいのもんだったんデスヨ・・・所詮人生経験のアサイ俺には、到底書けるもんではなかろーと・・・;
だいたい、どんな風に話を持ち込めば、読者に気持ちが伝わるのかって、わかるもんではないし・・・なんかどうしても、青臭~いような、幼稚~なカンジでしか収まりつかなかったのですが;

でも、それでも何とか、伝えよう、伝えようと思って書いた結果が、こう、文章のなが~い、ウザッタイものに仕上がってしまいました、というワケでございますm(_ _;)m


でも、やっぱりそれで仕方ないのではないかな、という部分もあり・・・伝えようとすると、どうしても文章って、長くなっちゃうんですよね;
同じ言葉繰り返したりとか、そういうことになってしまいがちです;
あと、多分最近読んだ、ガートルード・スタイン(この方も度々私のブログでお名前が挙がりますねf(^_^;))の影響も多分にあるのだと思います・・・ホント、この人の文章がそうなんですよ;何度も何度も同じ言葉の繰り返し。
・・・だけど、そのやり方でしか伝えられないものを、ちゃんと伝えているという・・・。

・・・って、だからって今回のPQが、「ガートルード・スタインのオマージュです」なんてことを言っちゃうと、スタインファンの皆様(そんな方、ウチのブログ読んでんのかな?f(^_^;))に、「テメー、スタインのこと全然わかっちゃいねーよ!」とかご批判を受けそうでございますが・・・;

でもまぁ、兎も角、そんな色々悩んだ結果なのです。



で、もし宜しければ、何でもいいので感想ください・・・
コメントでも拍手でもいいです。何か一言、「良かった」、「悪かった」だけでもいいので、どうぞお願いしますm(_ _;)m
実験的作品であるとはいえ、大分評価の気になるものが出来上がったと思っています・・・ホント、いい意味でも、悪い意味でも、自分にとっては「凄い作品」に仕上がりました、今回;
取り敢えず、今回の作品は、前・中・後編のマンナカ、つまり(中編)ってことになりますけれど、後編はまた、明後日(金曜日)に公開できると思います。

ではでは、どうぞ、お楽しみくださいませ。


PQⅢ第十三話、隻眼の右大臣(中編)、この下の記事より始まります!
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※以下、コメント&拍手返し↓
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Pokemon QuestⅢ:砂漠の魔獣2~The Mystic Moonray~⑬ 【2008/02/06 22:16】
第十三話:隻眼の右大臣(中編)
>>はじめから >>前回の話

「・・・あの晩でしたな、私が隻眼になったのも」

「本当、びっくりしたわ・・・片方の目が見えなくなっちゃうなんて。これからこの子は、どうやって生きていくんだろうって、心配しましたわよ」

「・・・当の本人は、それほど気にも止めておりませんでしたがな」

サラディンは今、微かな笑みを、顔に浮かべた。それはひょっとすると、彼があの幼き頃以来の、初めての心からの笑みだったのかもしれない。

「そう言えば、その貝殻も・・・まだ私が差し上げたものを使っているのですね」

ふと、王妃は彼の眼帯を指差した。再びポッと顔を赤らめながらも、彼は答える。えぇ、まぁ・・・。

サラディンが隻眼となった夜の、一年後。また三日月祭の夜だった。

そのときまでには、国は戦争孤児たちを本格的に保護する政策に乗り出していた。孤児たちを養子として引き取ってくれる家庭に奨励金を与える法案が成立し、各家庭はこぞって孤児たちを引き取っていった。サラディンの仲間も、半分ほどが引き取られていった。中には、お金持ちの家に入れてもらえた子どももいた。信じられないような幸運であるが、当時はお金持ちの中にも、戦争直後の荒んだ世の中で、殺されたり、攫われたりして、子どもを失った家庭は多くあったのである。

けれどその夜までには、サラディンと王妃は相変わらず家無き子として暮らしていた。特に、片目を失ったサラディンは、その醜い様相に大人たちから嫌われ、なかなか貰い手がなかったのである。

「だいじょうぶ、私はいつでもあなたの傍にいるから」

王妃は、一年前のあの事件以来、それまでにも増してサラディンに寄り添うようになった。そしてサラディン自身も、そんな彼女に何やら奇妙な感情を抱くようになっていった。これまで、ただの仲間の一人として思っていたのとは違う、もっと特別な、親密な感情・・・笑顔を見るとほわっと温かくなって、とっても落ち着くけれど、手を握られると今度は逆に、心がどぎまぎして平静ではいられなくなる。

でも、そうやってどぎまぎするのが嫌なのかと言えば、決してそんなことはないのだ。もっと、握っていてほしいと思う・・・寧ろ、もっと親密になりたいと思うのだ。そう考えるのは、しかしながら、おかしいことなのだろうか。ひょっとすると今自分は、なにか悪い衝動に駆られているのではないかとさえ思った。そして、それは物凄く、彼女に対して失礼な態度なんじゃないかとさえ・・・。

兎も角、一体これは何なのだろう。不思議でしょうがなかった。

しかし不思議と言えば、顔立ちも可愛く、性格も優しい王妃までも、養子の貰い手が現れなかったのはどうしてだろう。一緒にいてくれるのは、僕にとっては嬉しいことだけれども、こんなにいい子は、早くどこかの家に引き取ってもらわれるべきなんじゃないだろうか。サラディンはそう思ったが、そればかりは彼にもどうしようもならない問題だった。

さて、祭の晩のこと。毎月のように、サラディン一行は、祭の夜を楽しんでいた。その祭の夜は、一年前とは全然違って、とても平和だった。最初、一行はいつものように固まって行動していたが、いつのまにやら皆それぞれ好きなものを見るために散らばっていた。そうしても、もう誰もポケモン攫いに遭うようなことはなかった。そして気付くと、サラディンは王妃とふたりだけになっていた。

そのとき王妃は、自分の隣を歩くサラディンに、ぴったりと寄り添った。サラディンはまた、体がボッと熱くなるのを感じた。心臓がどきどきし始めた。

「・・・ね、ねぇ?」

どうしていいかわからなくなって、サラディンは口を開いた。

「なぁに?」

可愛い声で、彼女は訊ねた。彼は、言うべきか言わないべきか迷った。自分が今、彼女に対してどんな思いを抱いているのかを・・・。それは、言ってしまうと物凄く失礼になるんじゃないかと思った。

けれど、言わないでいる方がよっぽど失礼になるんじゃないか。幼い彼は、しかし隠し事をするのが嫌いだった。いや、ただ単に、幼さ故に隠し事をするのが苦手なだけだったのかもしれない。兎に角彼は、意を決すとこう言った。

「君に、そうされると・・・なんだかどきどきするんだけれど」

「わたしもよ」

しかしそうにこやかに答える彼女に、また彼は驚かされた。

「・・・君も、どきどきするの?」

「うん」

「手を・・・握るときも?」

「どきどきする」

ひょっとしたら、と思って、もう一つ訊ねた。

「安心するのは、どんなとき?」

彼女は少し考えた後で、こう答えた。

「サラディンが私に笑いかけてくれたときかな」

同じだ。サラディンは思った。そう思うと、彼は何だか、とてもすっきりした気分になったのだった。

「僕たち、同じなんだね!」

サラディンがそう言って笑うと、王妃も笑顔になった。

「そう言われると、嬉しい・・・」

そして、彼女はそう言うと、ぽっと頬を赤らめた。まるで薔薇のような、可愛らしい色であった。

サラディンには、今、何だかわかったような気がした。どうして彼女が自分に優しくしてくれるのか。そして、そんな彼女に抱いている、この不思議な、不思議な、自分の気持ちも。

それは、それは、心がとっても温かくなるようなことだった。彼はそのとき、心の底から、彼女が今自分の傍にいてくれて嬉しいと思った。ふたりで一緒にいられることの喜びを、これ程までに味わったことはなかった。

それは、それは、他の何事にも例えることのできないような喜びであった。嬉しくもある一方で、なんだか涙も零れそうになるような感覚であった。胸にじんわりと染み込んでいくような、暖かい気持ちであった。

彼はすごく、何だか全てのことがわかったような気がしていた。これが、これこそが、彼を今日まで生かしてきたことの理由なんじゃないかとさえ思えた。今、何だか全ての思いが満たされていくような、そんな気がしたのであった。

「僕ね・・・君のことが・・・」

再び意を決して、サラディンは口を開いた。今の自分の気持ちを、彼女に伝えたいと思った。彼にはもう、全てのことがわかったような気がしていた。

けれど、口を開きかけて、また不安になった。この気持ち、ちゃんと伝えることができるのだろうか、ひょっとしたら、言葉にした瞬間に消えてなくなってしまうんじゃないか、とも思った。

言葉は脆く、壊れ易い。例えるなら、そう、それは氷みたいなものだ。この砂漠では氷なんて物凄く貴重で、誰でも欲しがるものだけれども、手に入れた瞬間、それは冷たい場所においておかないと、直ぐに溶けてなくなってしまう。だから僕の心も、言葉なんてもので外に吐き出してしまったら、直ぐに溶けて消えてしまうんじゃないだろうか。そんな恐れが、今彼を襲っていた。

「・・・あ、見て」

と、黙ったままでいる彼の傍らで、王妃は祭の出店に顔を向けて、そう言った。「え」と、サラディンも言って、彼女が向いた方を見ると、その店には色とりどりの貝殻が並べてあった。

「さぁ、貝殻だよ~!ここじゃあ珍しい、滅多には手に入らない貴重な貝殻だ!さぁお嬢さん方、お洒落にひとつ、いかがかな~?」

店主のオムスターはそんな威勢のいい声を上げながら、手を叩くような感じで前の二本の触手をパンパンと打ち鳴らしている。きらきらと美しい貝殻に魅せられた王妃は、タタタッと店の前に駆けていった。サラディンは慌てて、その後を追いかけた。

「お~や、かわいいニャルマーのお嬢さん。お一つお買い求めかな?」

「おいくらですか?」

王妃が尋ねると、オムスターは目玉をくりくりさせながら、

「う~ん、大きさによって違うけどね、大体ふつうのやつは、300ポケぐらいかな」

300ポケ・・・子どもには、高すぎる額だった。ましてや家無き子である彼らが、払える筈も無い。

「はっはっは~、お譲ちゃんにはちょっと高かったかな?じゃあ、そこのカレシさんに奢ってもらうといい。うふふ、羨ましいねぇ、カレシさん。こんな可愛いカノジョがいて・・・」

と、オムスターは後から来たサラディンにそうやって冗談をふろうとしたが、サラディンの顔を見るなり、表情を一変させた。

「おや・・・よく見るとお前、片方の目が潰れてるじゃねぇか・・・可愛そうに、いったいどうしたんだい?」

まるで、哀れむような顔で、店主はそう言った。そして、彼の言葉に反応して、その周りの店の店主たちも、サラディンのことを見つめる。いや、それだけではない。客たちも、皆全員の視線が、そのとき、サラディンに向けられていた。

一体どこの子どもだ?まぁ、すごく醜い顔立ちだこと。あぁ、やっぱ、戦争孤児ってやつか・・・。ありゃあひでぇやられようだな。ママー、あの子、かたっぽ目が無いよぉ!シッ、可愛そうな子なんですから、そんな風に指差しちゃいけません!・・・それにしても、哀れな子だなぁ。

一斉にそんな言葉を浴びせられながらも、しかしサラディンは、ケロリとした顔をしていた。けれど、彼の隣にいた彼女の体は、プルプルと小刻みに震えているのがわかった。・・・どうしたの?具合でも悪いの?そう、声をかけようとしたところ、彼女はサラディンの手の上に、自分の手をそっと乗せて、言った。

「・・・行きましょう」

そして、周りに群がっていたポケモンたちを掻き分け、彼らは祭の場から抜け出したのだった。

祭の場のポケモンたちは、彼らが見えなくなるまで、ずっと彼らに視線を送り続けていた。哀れむような目、同情するような目で・・・その気持ちが、逆にどれほど彼らに苦痛を与えることになるのかも知らずに。やがて彼らは、また何事もなかったかのように、祭の場へと戻っていくのだった。

が、貝殻売りのオムスターが、ひゃあああっと悲鳴を上げるのは、その直後のことである。


サラディンを連れて、彼女は、周りに誰もいない、街の外れの静かな場所へやってきた。

「・・・ね、ねぇ・・・お祭はもういいの?こんなところまで来て・・・何にも無いよ?」

サラディンは訊ねたが、彼女は、いいのよ、と一言答えた。

「サラディンがいてくれるから、いいの」

そして、そう付け加えた。それを訊くと、サラディンは何だか、照れくさいような気持ちになってしまうのだった。

「・・・ここ、座りましょう」

と、建物の壁にもたれて、彼女は座った。サラディンもそれに従った。

辺りは、ひっそりと静かだった。夜の冷たい風が、少しぴゅうううっという音を立てながら過ぎていくだけだ。だけど、空に浮かんだ三日月は、暖かく、優しい光を、この小さな男の子と女の子を照らしていた。

そして彼らも、そんな月を、黙って見上げていた。ただ、黙って・・・。

「ねぇ・・・サラディン?」

と、彼女が口を開いて、サラディンは驚いた。彼女の声が、なんだか震えてるような気がしたからだ。

「・・・泣いて・・・るの?」

彼女は、ぼろぼろと涙を零していた。ぐしゅっ、と、鼻を鳴らした。サラディンはそっと、彼女の涙を、手で拭いてあげた。

「ごめんなさい・・・サラディン。ごめんなさい・・・」

そして、彼女はそう言った。サラディンは、どうして彼女が自分に謝っているのかわからなかった。

「だ、だいじょうぶ・・・だいじょうぶだよ?」

だから、疑問を抱えながらも、ただそう言うことしかできなかった。

「・・・だいじょうぶじゃない!」

けれど、彼女は、今度は怒ったような口調でそう言った。サラディンはまた、びっくりしてしまうしかなかった。

「・・・だって、私のせいで・・・一年前、私のせいで、サラディンは片方の目が見えなくなっちゃったんだもの」

そして、彼女は泣きながら、そう叫んだ。それを聞いて、ようやくサラディンも、そういうことかと納得した表情になった。

彼は、彼女の頭の上に、ポンと手を乗せた。そして、優しい声でこう語りかけた。

「・・・それは、君の責任じゃない。君が謝ることじゃないよ。だから、お願い、ごめんとか・・・言わないで」

でも、彼女はまだ泣き止まなかった。サラディンはそんな彼女の前で、ただうろたえるしかなかった。恐怖にかられて泣いている子どもを慰めるのは、サラディンの役目だ。大丈夫、僕がついているよ、そう声をかければ、どんな子だってすぐに泣き止んでくれるのに。しかし、こうやって自分のために泣いている子に対しては、いったいどんな言葉をかけてやったほうがいいのだろうか。

そして、そう悩めば悩むほどに、彼は彼女のことが愛しくて、愛しくてしょうがないのだ。だから、余計に彼は、何も言えなくなるのだった。

「・・・ねぇ、サラディン」

やがて、彼女の方から、そうやって言葉を吐いた。まだ少し震えていたけれど、ちゃんと聞き取ることができる、しっかりした言葉だった。

「この国は、これからもちゃんと、もっと平和になっていくのかなぁ?」

「・・・うん、なるよ、きっと」

その質問には、サラディンは少し自信を持って、そう答えることができた。だけど、彼女は俯いて、こう続けた。

「私・・・聞いたの。大人たちが話すのを・・・また、近い将来、戦争の時代が来るかもしれないって」

サラディンは、黙った。彼女の言葉を、最後まで聴いた。

「この間の戦争で、“いわポケモン”の王国が“ハケンコク”になったらしいの・・・わかる、“ハケンコク”って?・・・私も、よくわからないんだけど、大人たちが言うには、どの国も、その“ハケンコク”の座を奪い合って、これまで戦ってきたらしいの。・・・そして、この間の戦争で、“いわポケモン”の王国がその座についたらしいんだけど・・・でも、今“ほのおポケモン”の王国が、それに反旗を翻そうとしているんだって・・・」

その時のサラディンには、その話は少し、難しいような気がした。でも、彼は真剣に、彼女の話を聴いていた。しっかりと、心に刻み込んで。

「そしたら、きっとまたこの砂漠で、大きな戦争が起きるだろうって・・・そしたら、そしたら、またいっぱい、死んじゃう!大人たちも、子どもも・・・ポケモン、いっぱい死んじゃうよ!」

「・・・だったら!」

「え」と、彼女は言った。サラディンは、ようやく口を開いた。

「・・・だったら、僕が絶対、この国を守ってみせる!」

サラディンのその言葉には、強い自信が込められていた。恐怖に震える子どもを慰めるのは、彼の役目なのだ。

「・・・僕が大人になったら、きっと強い兵士になって、この国を守るよ!」

「・・・ダメ!兵士になんかなったら、サラディン死んじゃう!」

けれど、そう言われて、サラディンはにっこりと笑みを浮かべた。

「・・・それなら、僕はお城の偉い役職に付く。そして、軍を指揮するんだよ!それなら、僕は死ぬことはない。国だって、ちゃんと守れる!」

その言葉に、彼女はようやく、涙を止めた。

「・・・すごぉい、サラディン・・・」

そして、笑顔になって、彼女はサラディンに飛びついたのだった。

「すごい!サラディン!すごい、すごい!きっと、なってね!お城の偉い役職に・・・!」

サラディンは、彼女に抱きつかれて、また顔を赤くしてしまった。だけど、彼にはもう、何を言うべきか、わかっていた。そのとき、ようやく彼は、彼の思いが口に出せて言えそうだった。

空を見上げた。三日月が、綺麗な、綺麗な、三日月が、眩い光を放っていた。その月の輝きに誓って、彼はこう言ったのだ。

「僕・・・絶対守ってみせる。君のことも、この国も、必ず!」

彼女が、彼を見ていた。その顔は、また赤く染まっていた。泣き疲れたからじゃない、もっとこう、何かどきどきするような思いが、彼女を染めていたのだった。それは決して、哀しい気持ちじゃなくて、切なくはあるけれど、苦しい気もするけれど、もっともっと、体がこう、暖かくなるような、とってもとっても、美しくて大切な、そんな気持ちが。

・・・サラディン。と、彼女がまた、彼の名を呼んだ。どうしたんだい?いつもの優しい声で、彼は答えた。

「これ・・・サラディンへのプレゼント」

そう言って、彼女が差し出した手の中にあったのは、きらきらと輝く、美しい貝殻だ。

「・・・あっ、これ・・・さっきの!」

「・・・盗んできちゃった」

そう言って、エヘヘ、と悪戯っぽい笑みを作った。サラディンは、苦笑しながら、彼女のアタマの上に、手をポンと乗せて、言った。

「イケナイ子だなぁ・・・もう、盗みを働いちゃあだめな世の中なのに」

「だって、300ポケは高いよぉ」

そう言って笑う彼女も、サラディンには可愛く見えた。

「・・・でも、どうしてこれを僕に?自分で身につけたらいいのに・・・だってこれは、女の子の・・・」

しかしそう言いかけると、彼女は貝殻を、彼の潰れた左目に、そっと押し当てた。

「・・・こうすればいいよ」

そして、そう言ったのだった。サラディンは、ただ驚いていた。

「・・・だって、私、嫌だったの・・・片目が潰れてるからって、サラディンのことをあんな風に言うなんて・・・許せなかった。サラディンは、そんな弱いコじゃないのに。・・・でも、そうやって目隠しを付ければ、何だかカッコイイでしょ?何だか、海賊みたい」

「・・・海賊って?」

訊くと、彼女はまた笑いながら答えた。

「“海”っていう、大きな、大きな、オアシスの湖よりも大きな水たまりの上に、船を浮かべて、そこを通る商人の船を襲って宝を盗んだり、ギャラドスみたいな巨大な海の怪物と戦ったりするポケモンたちのことだって」

「・・・商人を襲うの?だったら何か、悪いやつみたいじゃないか・・・」

「いいのよ、強いから」

サラディンは、そう言う彼女に、やれやれ、という気がした。しかし、呆れたというよりも、やはり嬉しい気持ちの方が大きかった。彼女が僕のために、プレゼントをくれるなんて・・・それが盗んだものだということは、あまり関係が無かった。ただ、彼女が自分に贈り物をくれたことが、彼には嬉しくて、嬉しくて、仕方がなかったのだった。

けれど、その時のことだ。

「・・・おい、いたぞ!子どもがふたりだ!」

「・・・あいつらに違いない!貝殻ドロボウだ!とっ捕まえろ!」

突然、そんな声と共に、沢山のラッタたちが駆けて来る足音が聞こえた。警察だ。サラディンは慌てて、彼女の腕を掴んで逃げようとしたが、時既に遅し。あっという間に、彼らは周りをぐるりと警官たちの群れに囲まれてしまった。

「・・・しょうがねぇガキ共だ。大人しくしてれば、そのうちどこかに養子として引き取ってもらえるものを・・・」

「まだこんなやつらがのさばっていたとは・・・ガッカリなことだなぁ」

思い思いの言葉を口にしながら、呆れた顔の警官ラッタたちが、じわじわと彼らに寄ってくる。サラディンは、必死に彼女を庇おうとした。彼女はまた怯えた顔をしながらも、ごめんなさい・・・サラディン、ごめんなさいと言っていた。そんな彼女を、絶対に守らなければと思った。例え、自分の命に代えてでも。だって、ついさっき、そう誓ったのだ。あの三日月へ・・・きっと僕は、君のことを守ってみせると。そう約束したのだ。

「やぁやぁ、警察の皆さん、ご迷惑をおかけして、申し訳ありません」

が、次の瞬間。紳士のような、晴れ晴れとした声が聞こえたかと思うと、現れたのは、高いシルクハットを被り、蝶ネクタイをした雄のキマワリと、カチューシャや美しい宝石で着飾った、雌のキマワリの夫婦である。貴族を思わせる出で立ちの彼らの登場に、警官たちは怪訝な顔をしてこう訊ねた。

「いったい何なんだ、あんたたちは」

「はは、申し送れました。私、名をグレイスと申します」

「グレイス?どかっで聞いたような・・・え、ま、まさか!?」

途端に、警官たちは驚いた顔をしてみせる。

「ま、まさか、あのグレイス伯爵でございますか!?」

「ええ、いかにも」

ははぁ!途端に、媚びへつらうような態度で改まる警官たち。サラディンには、一体何が起こっているのかわからなかった。ただ、そのキマワリたちが現れた瞬間、また傍にいる彼女が、不安な顔をし出したのが気になった。

「・・・で、そのグレイス伯爵が、こんな場所に何の御用で・・・?」

警官が再び尋ねると、伯爵と呼ばれたキマワリはいかにも紳士らしく、うむ、と頷いて、建物の影で蹲っているニャルマーの子どもたちに視線を向けた。

そして彼は、思いもよらぬ台詞を吐いたのだった。

「そこにいるニャルマーの女の子ですけれども、実はその子、私の娘なのですよ」

グレイス伯爵(Illust:B@L)

>>第十四話
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今日から春休みなんです、テヘ☆(PQⅢ⑫前書きに代えて) 【2008/02/04 21:41】
あやや、昨日はコメント返信追記する予定だったんですが、結局できぬままですいませんでしたm(_ _;)m
今朝9時から試験だったので、昨日は結局早めに寝ちゃったんすよ・・・


スマブラやって(爆)



って、それ、ちゃっかりやってんじゃねぇよ、ってなカンジでございますがf(^_^;)

ホント、ここ最近は、スマブラやって、ブログ作り直して、またスマブラやって、ブログ、って、そんな流れでございました・・・;

ホント、B@Lさん、アンタいつ勉強してたんでしょう??みたいなf( ̄▽ ̄;
それでちゃっかり毎年フル単(単位全取得)で来れてるのが凄い・・・ナンテ、自慢しておいでデスガ;


まぁ、教授たちの評価が甘いんですね、多分m(_ _;)m
B@Lさん、評価のキビシイと言われる先生は、皆スルーしとるんす;

いいね、ダイガクセー、自分で先生選べて(多分これ、特権だと思う)。



まぁ、そんなこんなで、B@Lさん今日から春休みなんス。


「いいなぁ~、羨ましいなぁ~、私ら、あと一ヶ月以上授業あるのにぃ」

という、小中高のオトモダチのブーイングが聞こえてきそうでございますが・・・

あ、それと、
「春休み自体無いのにぃ~」
という、社会人の皆様の声も聞こえてきそうではございますが・・・∑( ̄□ ̄;ノ)ノ

正に、ブーイングの嵐!!


・・・ごめんなさい、まぁ、これはダイガクセーの特権というやつで、許してやってくださいm(_ _;)m
(特権多いよな、ダイガクセー;)



そんなわけで、今日から頑張って、まだこの作りかけのブログを作っていこうと思うんですよ、皆さん!(やけに気合入ってるなぁ、今日の更新;)

で、早速、今日も過去の小説再うpしました!(おぉ!!)





・・・PQⅢの、4話から7話まで・・・f( ̄▽ ̄;


・・・たったの、三話・・・(爆)。





まだまだ、道は長いっすm(_ _;)m

しかも、PQⅢからって、どうよ?Ⅱ載せないと、新参読者置いてけぼり状態が続いちまうだろうによぉ!ってカンジなんですけれども;

でも、そんな状態で行っちゃいます、PQⅢの最新話、今夜どどーんと更新しちゃいます・・・

\おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!/
ΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩ

↑あ、これ、皆サクラね、サクラ(爆)





PQⅢ第十二話:隻眼の右大臣(前編)、これより更新です!!!!!


\・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?/
ΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩ




・・・アレ?


サクラも黙った?(爆)




いや、前もって説明しとかんとアカンでございますわよね、おほほほほ(爆)
(↑なんかいちいち文章ウゼーよな、今日の前書き;)



まず、タイトルが「隻眼の軍師」から「隻眼の右大臣」に変りました、ってのは、見りゃあわかる(笑)。
問題なのは、「(前編)って、もう既に公開してなかったっけ?新作?」ってなハナシ。

・・・えぇ、確かに(前編)は既に公開しておりました・・・ですから、今日更新話読んだら、冒頭辺り、「あぁ、これ前読んだわ」って思うハズ;

しかしながら、今回うpする記事は、その以前公開してたやつの後半に、新たなストーリーを挿入したものになっています。

こうなった理由を説明いたしますと・・・




・・・つまり、その後書いた(中編)、(後編)が、物凄く膨大なテキスト量になっちゃったわけなんですね(汗


で、こりゃあ、3話に収めきれんわ、フツー考えたら、あと1話分伸ばさな、って思いましたけど;
(↑なぜに関西弁?)


いかんせん、繋がった三つの話を、どこで切ろうかというのも、なかなかムズカシイ問題・・・
↑CD編集したりすると、多分この気持ちよくわかるハズ(笑)


そんなこんなで、中編のストーリーの一部を前編にくっつけてみたトコロ、なんとなく収まりよい感じがしたので、今回の更新とさせていただくとゆーわけですわ。


・・・ほんと、混乱させてしまって、えらいすんまへんm(_ _;)m
まぁ、言うても、単に全部ジコマンなわけなんやけどな(爆)。



あともう一点。

もう気付いている方もいらっしゃるやもしれませんが、現在うp中のPQⅢのハナシ、実は全部、話数がイッコずれてます。
「隻眼の右大臣(前編)」も、本当は十三話だったけれど、十二話っていうことにしております。

これは、一番最初のハナシ、「悪夢」が、どうも時間軸的にイッコだけ浮き出たハナシになるということで、今回、差し替えをさせていただいております。
(差し替えね、差し替え。別に、削除ってワケじゃないのよ♪)

ホント、全部作者のジコマンとはいえ、大変混乱させるようで申し訳ございませんm(_ _;)m
↑カンペキ主義というか、メチャクチャというか・・・;


そんなわけで、大変長らくお待たせしました。
PQⅢ新作、いよいよ公開です!!





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Pokemon QuestⅢ:砂漠の魔獣2~The Mystic Moonray~⑫ 【2008/02/04 21:40】
第十ニ話:隻眼の右大臣(前編)
>>はじめから >>前回の話

目の前に高く聳える城壁を睨みながら、溜息を吐く一匹の若きマグマラシの姿があった。今、めらめらと燃える炎の鬣の美しい、立派なギャロップに跨った、凛々しい顔の彼こそは、ブーバー王の治める国の軍、第二番隊の若き隊長、アッシュである。

いや、少し詳細しておく必要があろう。彼の守る国の王は、つい昨日の晩、ブーバー王から、その兄君であるゴウカザル王に代替わりしたのであった。それについては、自国民へも発表されていないばかりか、城における新国王就任式も未だ執り行なわれてはいないのだが。つまり、アッシュの国は今のところ、表向きにはブーバー王の国、実際のところはゴウカザル王の国と、なんともややこしい状況にあったのだった。

しかし、今彼が溜息を吐いたのは、当然のことながら、そんな自国の置かれている微妙な立場を憂いてのことではない。彼が溜息を吐く理由は、その目の前にあった。

その城壁の内にあるのは、ブニャット王の治める国。前王ブーバーを死に追いやった、憎きカタキであった。その国に、昨日昼頃、ポケ質(ぽけじち)を取ったこと、そしてその解放を望むのならば、賠償金と謝罪を求めるということ、そして、請求が聞き入れられない場合は、その翌日である今日に、軍事制裁を行なう覚悟でいることまでを書き記した書状を突きつけたものの、今朝昇った太陽が西へ傾きかける今の今まで、返事は一切無いままだ。

それならば、有言実行あるのみと、こうやってギャロップに跨り、軍を率いてきたのであるが、国の正門は硬く閉ざされていた。どうやら、抵抗する気ではいるらしい。それを見受け、アッシュは先程溜息を吐いたのであった。それは憂いを表すのではない。呆れた溜息というか、寧ろ怒りを表しているのに近かった。

「大砲を用意しろ!」

アッシュは、軍にそう命令を下した。事を起こす前に、一度は相手国の弁明も聞き入れるべしという、一番隊の老隊長リジィからの指示も受けてはいたが、アッシュはそのような暢気な思考は持ち合わせてはいなかった。返事無き者に対しては、寧ろそれこそ宣戦布告の態度であると見なすべし。敵には常に、攻めの姿勢で挑め。それこそがアッシュの、そしてこの二番隊の精神である。

「・・・お待ちください、隊長!」

しかし、後衛の騎馬隊が牽いて来た、恐ろしく巨大な大砲が、ガラガラと軍の先頭で構えられ、いざ打ち込まれようとする直前、軍のマグマラシのひとりがそう言って、場の流れを止めた。一体何事かと、隊長は発言した兵士をギロリと睨みつけるが、兵士はそれに怯えたような顔をしながらも言葉を続けた。

「門が・・・門が今、開こうとしております!」

「・・・ナニッ!?」

見ると、その兵士の言うとおり、先程まで硬く閉ざされていた王国の門が、ごごごごごっ、というけたたましい音を立てながら、左右に開いていった。

そしてその門の先に、一匹のポケモンが姿を現す。周りに何匹かの鎧を着た兵隊、ヤルキモノたちを従えつつも、自分は殆ど丸腰の格好で現れた彼は、左目を貝殻の眼帯で覆ったニャルマーである。

「おやおや、これはこれはブーバー王が国の軍隊さま。このように大砲を携えてお越しになるとは、些か物騒なことにございまするなぁ・・・」

ニャルマーは顔に笑みを浮かべながら、そのような台詞を吐いた。

「貴様・・・何者だ。名を名乗れ!」

そのニヤニヤ笑いを不愉快に思ったアッシュはそう叫んだが、相手の返答はこうである。

「名を名乗るのは、あなた方来客者の方からでございましょう?全く、近頃の子どもは、そのような躾もなっていないのでございまするや・・・?」

「・・・こっ、子どもだと!?貴様・・・このブーバー王の国第二番隊隊長、アッシュに向かって何たる侮辱か!?」

が、背中から勢い良く炎を噴射させつつ、そう叫ぶアッシュに向かって、隻眼のニャルマーは尚も涼しげな表情である。

「・・・おやおや、そちらが隊長殿でございましたか。ご無礼をお許しくださいませ・・・なにせ、隊長殿のお姿、私の目からは幾分幼くお見受けられましたので・・・」

・・・馬鹿にしおって!アッシュは今にでも、この無礼なニャルマーに対して発砲命令を下そうかとするところであった。

しかし何とか自分の前足で胸を締め付けつつ、感情を押さえ込もうとする。ドクン、ドクン。自分の体内で煮えたぎる怒りが、文字通り、手に取るようにわかる。冷静であれ、アッシュ。お前が感情に身を任せすぎると、ろくなことにはならないであろう。しっかりしろ、隊長。自分にそう言い聞かせると、やがて背中の炎も大人しく萎んでいった。

そんなアッシュの感情を弄び、楽しんでいるかのように、ニャルマーはまた笑みを浮かべながら、言葉を続けた。

「・・・いやぁ、失敬、失敬。私の紹介でございましたなぁ。私め、このブニャット王が国の右大臣を務める者にございます。名を、サラディンと申します。何卒、お見知りおきのほど」

右大臣・・・それを聞くと、アッシュは何やら納得したような表情になった。噂には聞いていた・・・ブニャット王が国の右大臣、サラディン。あいつはなかなか食えぬやつだ、気をつけるべし、と。

「・・・そうでございましたか。こちらこそ、ご無礼の程、申し訳ございません」

心にも思ってはいないことだったが、アッシュはそう口にする。敵が大物であれば、こちらも慎重に動かねばならない。

「では、右大臣殿。貴殿なれば、我々がどのような用件で貴国にまかり越してきたのか、説明せずともご理解戴いておることでしょうな?」

そして、少し押しの強い声でそう続けたが、サラディンは依然として平然な顔をしている。まるで目の前に置かれた大砲には、弾なんぞ込められてはいないと疑ってやまぬかのようである。

「昨日の書状についてですな・・・我々に賠償金を請求するとのお申し出でございまするが、些か、疑問に感じることがございまして・・・」

右大臣の台詞に、アッシュは目を吊り上げた。

「・・・何がです?」

「つまり、我が国の間者(かんじゃ)が、誤って目標ではないブーバー王を襲ってしまったということ、大変遺憾に思っているのは正直な気持ちでございまするが、それに対する請求額としては、あの賠償金はあまりに高額であるように思いまして」

「・・・高額であることはないでしょう。貴殿らは、それに見合った大それた過ちを犯したのです」

が、右大臣サラディンはまだいちゃもんをつけるような目つきでこう言った。

「いえ、ただ王を傷つけてしまったというだけで、1,320億ポケとおっしゃるのでございましょう?これはまるで、国一国を滅ぼしたかのような額ではございませぬか。王に回復の見込みがあるというのにこの額とは、やはり高額であるように思われます」

そして、こう付け足した。

「もっとも、王に回復の見込みが無いか、或いは既にお亡くなりになられたということであれば、また話は別でしょうが・・・」

「・・・何を馬鹿なことを!?」

アッシュは、ついそう声を荒げて返答してしまったことを、しまったと思った。ブーバー王がご逝去なされたことは、まだどこにも漏らしてはならない秘密事項である。滅多な態度を取って、怪しまれるようなことがあってはならない。

が、相手はそんなアッシュの態度を見て、それをこそ待ちわびていたというような表情をしていた。・・・くそっ、まんまとやつの策にはまってしまったということか!?

「・・・帰るぞ、皆の衆」

突然、アッシュ軍にそう命じると、手綱を引き、踵を返した。

「・・・おやおや、賠償金のことはもう宜しいのでございまするか?」

サラディンはそう言う。しかし、アッシュにはこれ以上踏み込むことはできなかった。逆上して大砲を放つ、ということもできたろうが、そうなっては益々不審な動きを見せてしまったことになる。攻めの姿勢でいることと逆上することは違うのだ。

「貴殿らには、これ以上期待はかけられないということです。賠償金を請求する価値も無い・・・ただし今後一切、我々と貴殿らの友好関係は断ち切られたということをご覚悟なさい!」

「そんな・・・さすれば、ポケ質はどうなるのですか?即刻処刑ですかな?なんと非人道的な・・・」

と、ポケ質のことなど本当はどうでもよいような口調でサラディンは返す。それは最初から意味など無かったのだ。どうせ、ただの捨て駒に過ぎなかったのだろう。

アッシュの第二番隊は、構えていた大砲の向きをいそいそと逆にすると、帰路を向いた。そんな彼らの背後から、右大臣サラディンは思い出したように、また台詞を吐いた。

「そうそう、東のニドキング王が国と、西のボスゴドラ王が国に、近頃何やら不審な動きが見られるようでございまする。貴殿らも、どうぞご用心くださいませ」

・・・こいつ、まだ何か企んでいるのか!?

しかし、それに深い意味があるのか、それともただのハッタリに過ぎぬのか、真相の程を聞くには至らなかった。今日の一件が戦だったとすれば、我々は既に負けているのだ。

帰り道、兵士のひとりが尋ねてきた。あんな無礼な輩、一思いに襲ってしまえばよかったものの・・・どうしてそれを命じられなかったのか、と。それに対して、アッシュは何も答えることはできなかった。

・・・一つの国を滅ぼすのは容易い。だが今は、その他どこに敵が潜んでいるかわからない。己が周りは全て敵であることを知るべし。それまで見越して、行動していかねばならぬ・・・それが、軍を率いるものの務めなのだ。これはもう10年も前、まだアッシュが見習い少年兵士としていた頃、一番隊隊長のリジィが、当時から隊長を志していたアッシュに教えてくれたことだった。

それが今になって、こうも胸に響いてくるとは。

「・・・ちくしょう!私は隊長失格だ!!」

アッシュは、心の底から湧きあがる涙とともに、そう叫んだ。

そして、彼が跨るギャロップも、その声を聞くや、切なげにヒヒヒンと鳴いたのであった。


「お疲れ様でございます、右大臣様!!」

城の正門をくぐり、庭を横切る右大臣ニャルマー。彼が通るたび、そこで働く庭師のサボネアたちが次々と、そう言って恭しく頭を下げていく。しかし彼、サラディンに、そういった者ひとりひとりに挨拶を返そうとするような元気は無かった。その表情は苦しげで、いつもの涼しげな顔の右大臣とは思えないような雰囲気である。くるくると螺旋状に伸びた尻尾も、今やだらりと力なく伸びている様子だ。

けれど、彼の後ろに従う兵隊らは、そんな右大臣の様子を知りながら、何も気遣うような言葉をかけることはない。それどころか、彼らは少し遠慮がちに、右大臣から離れた位置で仕えるようにしていた。彼がこんな様子のときに下手に近付いてはマズイということを、兵隊たちはしっかり心得ていたのである。

やがて城の玄関口まで差し掛かると、右大臣はそこで、兵隊らに役目を終わらせた。そして、ひとり城の中へと消えていく右大臣。それを見送った後、兵隊のヤルキモノたちはひそひそと語り始める。

・・・今日の右大臣様、やけにお疲れのご様子だったな。流石の「ねこかぶりポケモン」たる右大臣様も、やはり大分無理をしておられたのだ。なにせ国の興亡に関わる大事・・・あの大砲を前にしたときは、俺も肝を潰したわ!しかし、あの大物アッシュにあそこまで冷静に振舞われるとは、やはり右大臣様、恐るべしだな。・・・けれど、結局ポケ質は見捨てることになってしまったようだぞ?いや、それはいたし方無かろう、スパイひとりの命よりも、国の平和の方が大事である筈だ。・・・確かにそれもそうだけどよ、でも、少しぐらい助け出す道を考えてくれたって良かったんじゃねぇのか?・・・まぁ、何にせよ、あの方は血の通わぬお方だ。期待するだけ損だということだ。

従者たちがそのように語るのを知ってか知らずか、いや、例え知っていたとしても大して気にも止めなかったろうが、右大臣サラディンは疲れた顔のまま、城の中を進んでいった。

と、前方の廊下の端のほうに、左大臣ビーダルの姿が見えた。周りに侍女のオタチらをはべらせて、何やら会話を楽しんでいる様子である。サラディンはそれを無視して進もうとしたが、左大臣の方が彼に気付くと、だばだばと歩み寄って声をかけてきた。

「やぁやぁ右大臣殿、大儀であったな!これでこの国は、暫く平和であるぞ!」

・・・平和なのはお前の頭の中だけだろうが。うっかりそう口を滑らせそうになりながらも、何とか猫を被った笑みを顔に浮かべ、右大臣は返した。

「左大臣殿・・・これからは貴殿の出番にございまするぞ。今回の件、私めが何とか対処しきれたとは言っても、やはりあのように大々的に敵の兵が押し寄せてきたわけです。国民は今、不安に心を打ち震わせております。国民の不安は、左大臣殿、貴殿がそれを取り除いてやらねばなりませぬ。そこここで、浮気を楽しんでおられる場合ではございませぬぞ」

折角の称賛の言葉を説教で返され、ムッとした表情を浮かべる左大臣。

「・・・わ、わかっておるわ!ただ、侍女たちと挨拶を交わしておっただけであろうが・・・」

しかし、それ以上のことは何も言わず、ただ気分を害したようにどすどすと足音を立てながら、ビーダルはどこかへ消えていった。その場に残された侍女たちは、慌てて右大臣に会釈をすると、ビーダルが行ったのとは反対の方向にすごすごといった感じで退散していく。やれやれ、平和ボケしおってからに。サラディンは、溜息を吐いた。

この国をこれからどういった方向に導いていくか、サラディンにはまだしっかりした展望が見えているわけではなかった。兎に角、未だにあの覇権国面をしているブーバー王の国には、早いうちに消えてもらわねばならない。あの国が目の前にある限り、我らの国に天下の道は開いてはいないのである。

だが、かの国が滅びたとして、それから我が国に未来はあるのか。これから巻き返しを行なってゆくためには、まずしっかりとした後ろ盾が必要であろう。それは一体、何であるのか・・・それこそが、彼の現在の悩みの種である。

ふと、廊下の窓の外に目がいった。日が傾きかけた昼下がりの、青く晴れ渡った空に、うっすらとした細く白い月が浮かんでいた。明日には、三日月になるだろう。

・・・三日月か。そう思うと、サラディンの心には、何だか懐かしく思うような気持ちが、じんわりと広がっていくのだった。この国でも三日月祭が取り止めになって、一体どれくらいの日が経つのだろう・・・。そして、私が最後にあの祭へと赴いたのは、一体いつのことだったか。

けれど、今思い出せるのは、その最後の祭の思い出ではない・・・もっと自分が幼かった頃の思い出である。あの祭の夜こそが、今の自分にとって、最も大切な記憶であった。あの晩、私は三日月に誓ったのだ。きっと将来、この国を平和に導いていけるような、立派なニャルマーになると。10年前の戦争よりももっと遠い過去、戦によって親を亡くし、周りの友人も、皆孤児ばかりであったそのとき。そうだ、そのときである。

あのとき・・・私の近くには、誰かがいたな・・・そうだ。あの方だ。あの方こそが、私の心の支えであったのだ。私は何よりも、あの方のために今の道を・・・。

「こちらにいましたか、サラディン。探しましたよ」

ふと、背後から声をかけられた。驚いて振り向くと、

「こっ、これはこれは、奥方様っ!ご機嫌麗しゅう・・・」

ブニャット王の奥方、つまり王妃の姿が、そこにはあった。王共々にブニャットである王妃は、体も王のようにずんぐりとした体型をしていたが、その表情は柔らかく、愛らしさを湛えている。その容貌と、おっとりとした優しい性格から、宮中でも非常に持て囃されている存在であるが、王のあまりのご寵愛のため、普段は家臣たちの前にも滅多に姿を現すことがない。

しかしその王妃が今、たったひとりで右大臣の前に現れたのである。サラディンは非常に畏まった面持ちで、王妃の前に跪いた。

「サラディン、いいのですよ、そんなに畏まらなくても」

だが、そんな彼に、王妃はとても親しげに語りかける。何よりも彼女は、右大臣のことを役職名ではなく、実の名で呼んだのだ。それには彼女なりの、非常に深い意味が込められていた。

「・・・いえ、それはできませぬ、奥方様。ここは宮中・・・うっかり他の者に聞かれて、あらぬ疑いをかけられるようなことがあってはなりませぬ!」

サラディンは酷く慌てた様子でそう言ったが、王妃はそれを見てクスリと笑う。

「相変わらず、可愛いお方ですね」

言われて、顔がポッと赤く染まるのが、サラディン自身にもわかった。先程までの疲れた表情の彼も彼らしくはなかったが、今の彼もよっぽど、冷酷右大臣と呼ばれる普段の彼からは想像もできないような表情である。

「と、ともかくこのような場所で何をしておいでなのですか!?王が心配されますぞ?」

「大丈夫です。今、王はお昼寝のお時間ですから。ちゃんといつものように、私の“さいみんじゅつ”で眠らせておきましたので、それはもう、ぐっすりと」

・・・とんでもない話である。それが王家の常であると思うなら、ちょっと不安になってしまう気もする。

「ところでサラディン、あなたも、最近ちゃんとお休みは取っています?またいつものように夜更かしばかりしていては、体を壊しますよ」

「いえ・・・まぁ・・・」

痛いところを突かれたと思った。

「・・・うふふ、やはりそうでしたのね。あなたは昔っから、夜更かしが大好きでしたもの・・・私も、いつも楽しませてもらっていましたわ。あなたの冒険に」

懐かしい話であった。彼らがまだ幼い頃のことである。親もいない、住む家も無い彼らは、それでも生き延びていこうと、皆で固まり、必死に暮らしていたのだ。

そう、あの頃は自分も、王妃も、戦争孤児として暮らしていた。王宮に仕えるようになった今では、とても信じられないようなことであるけれども。

そのとき、彼らにとって一番怖いものは夜だった。夜になると、戦争で堕落した大人たちが、よく路地裏に屯していたのだ。そこにいたのは、戦後の退廃した世の中で自棄を起こし、目に映るものをところ構わず壊すような、酷く暴力的なポケモンや、他人のものにも構わず手を出し、酷い時には産まれたばかりのベビィポケモンまでを攫い、それを奴隷市に売買して姑息にポケ(金)を稼ぐような泥棒ポケモンばかり。それはもう、昼間の警察も手を出せないような有様である。けれどそんな夜にこそ、子どもたちは食糧をかき集めるため、街の中に繰り出していかねばならなかったのである。

その先陣を切ったのは、いつもサラディンであった。怯える仲間を、彼はいつもこう言って励ました。僕らが今から繰り出すのは、冒険だよ。どきどきワクワクの冒険さ!そりゃ、怖いモンスターもいっぱいうろついてるけど、きっとその先には、おいしいご馳走や金銀財宝が待っているんだ!そして、それを先に見つけたものが、本当のヒーローになれるんだぜ!なぁ、皆もヒーローになりたくないか?さぁ行こう、冒険へ!

そんな彼こそ、当時まだ彼と同じくニャルマーだった王妃にとっては、ヒーローであった。寂しいとき、怖いとき、サラディンはいつも、彼女のことを励ましてくれた。

勿論、危険な目にも何度も遭った。彼らにはいつも、危険が隣合わせだったのである。お金持ちの家に忍び込んだりして、番犬のガーディに襲われるなんてこともしょっちゅうだった。そんなとき救ってくれたのも、またサラディンだ。彼は度胸だけでなく、力の方も強かった。どんな強敵を前にしても、機敏な動きで“ねこだまし”を食らわせ、めちゃめちゃに引っ掻いて、追い返してやったのである。

「・・・でも、覚えていますか。あのお祭の晩のこと・・・。あのときは私、本当に怖かった・・・あなたも、私も、本気で死んじゃうんじゃないかって、思いましたわ・・・」

祭りの晩・・・そう、戦後の復興で、久々に三日月祭が行なわれた、あの日だ。あの晩、彼らはすっかり舞い上がっていた。やっとこの国にも平和が訪れたのだと・・・もう怖い大人はいなくなってしまったんだと、浮かれていたのだ。

そんなとき街へ繰り出したサラディンの一行から、王妃が行方不明になった。まさか、いつも駆け回っている街で、迷子になった筈は無い。だとしたら、攫われたのだろうか。

サラディンは、仲間を皆、住処へ帰すと、ひとりだけ王妃を探し出そうと、街の中を駆け回った。それはもう、死に物狂いだった。力の強かったサラディン、いつも皆を励ましていたサラディンが、あんなに取り乱したのは久し振りのことだった。

そのとき初めて、彼は怖いと思った。ひょっとすると、彼女はもう戻ってこないかもしれない。ポケモン攫いに連れて行かれたか、或いは、暴力ポケモンに殺されているのかもしれなかった。

仲間を失うということを感じたとき、サラディンは初めて、身の凍るような恐怖を感じたのだった。

やがて、彼は路地裏で、彼女の悲鳴を聞いたような気がした。急いで声のした方へ駆けつけると、そこに彼女はいた。しかし、彼女だけではなかった。彼女は自分よりも数倍体の大きなポケモン、ケッキングに捕まり、身動きがとれないような状況にあった。助けなければ。そう思って、サラディンはすぐさま敵に飛び掛かり、得意の“ねこだまし”をお見舞した。

しかし敵は、突然の彼の攻撃に怯むことはなかった。ギロリとサラディンを睨みつけると、さっきまで捕まえていた王妃をひょいと後ろへ放り投げ、彼の前に岩のように立ちはだかった。

このガキ、俺に喧嘩売ろうってのか?笑いを含んだ台詞を吐き、敵はずんずんとサラディンの前に向かってきた。

攻撃は、一瞬の出来事のようであった。サラディンにも、何が起こったかよくわからなかった。気がつくと彼の体は、空高く放り投げられていた。どこまで飛んでいくかわからない。高く高く飛ばされ、しかし最高点に達してからは、落下はすぐに始まった。

強く地面に打ち付けられるサラディンの体。バラバラになってしまうかというような衝撃が、彼を襲った。目の前にいたケッキングは、馬鹿にしたように唾を吐いた。ケッ、“ちきゅうなげ”ごときでこのザマたぁ、威勢の割りに大したことねぇな。

そして敵は、地面に伸びたサラディンを前にしてしゃがむと、面白いようなものを見る目つきで、サラディンを睨んだ。サラディンは、それに対し、怒りのこもった目で睨み返した。

「・・・フン、まだやるつもりでいんのか、コゾウ?・・・ったく、ムカツク目つきしやがって!!」

ぎゃっ、という音がした。それは悲鳴だったのか、それとも自分の体が傷ついた音だったのか、よくわからなかった。サラディンの左目からは、ぼたぼたと赤いものが零れ出した。しかしそれを捉えることができたのは、右目だけだ。当の左目は、そのときから全く機能しなくなっていた。

敵は、彼に踵を返すと、また王妃の元へ行こうかとしていた。やめろ・・・。そう言いたかったが、声が出なかった。ひょっとして、このまま死ぬのだろうかと思った。体は、感覚を失くしかけていた。引っ掻かれた左目も、燃えるように熱かった。

しかし、負けるものかと彼は、心の中で強く叫び続けた。声が出なくても、体が動かなくても、例え、自分の命が消えてなくなろうとも、仲間を助けなければならないと思った。

すると、奇跡は起こった。

何か思いもよらない衝撃波のようなものが彼の体から放出し、敵を捕らえたのだ。敵は、ぐはっと一言呻いた後、その場に崩れ落ちた。彼が最後の最後に放ったもの、それは彼自身も知ることのない力だった。彼のずっと奥で眠っていたちから、それこそまさに“ひみつのちから”である。

敵が倒れたその先に、王妃はいた。酷く怯えて、哀しげな表情を浮かべていた。そんな彼女を慰めようと、サラディンはめいいっぱいの笑顔を彼女に作った。

「もう、大丈夫だよ・・・」

そのとき、ようやく彼の口から声が出た。王妃は目から大粒の涙を零しながら、ワッと彼のほうへ駆け出してきた。

彼女に抱きかかえられながら、彼は語りかける。大丈夫かい?彼女は、うん、と答えた。・・・でも、凄く痛いことをされた。とっても、とっても苦しかった、怖かった。・・・わかった、大丈夫、もう何も言わなくていい。・・・でも、サラディンの方が、もっともっと痛い思いをしたんでしょう?目も、こんなに血だらけになって。・・・いや、大丈夫、僕は平気だから。

「ほんとう?」

涙を沢山溜めた目で、彼女は訊いた。サラディンは、うぅんと唸りながら、

「いや・・・でも、ちょっと苦しいかも・・・」

決して、ちょっとどころではなかった筈だが。

しかし、助けが来たのはその直後のことだ。孤児の仲間たちが一斉に、彼らの元へ駆けつけてきたのである。

「み、みんな!?住処に戻った筈じゃあ・・・」

「そんなわけないじゃん!サラディンが帰ってこないで、安心していられるわけがないでしょ?あんた、私たちのヒーローなんだから!」

仲間の女の子のひとりは、そう言ってプンプン怒った。一方で、男の子たちはけらけら笑う。

「でも、おい、見てみろよ。そのヒーローが、今お姫様のお膝の上で、おねんね中だぞ?」

サダディンは、恥ずかしさのあまり、体がボッと熱くなった。次の瞬間、彼は王妃の膝の上から、バッと飛びのいていた。

「おっ、おねんねなんかしてないぞ!僕は、ホラ、この通り元気さ・・・アイタッ!」

何やらグキっとマズい音がして、サラディンの体は崩れ落ちた。仲間たちは慌てて彼を支えに走ったが、そのときになって初めて、王妃は声を立てて笑った。

その様子を、皆は目を丸くして見つめていた。彼女は笑いながら、こう言った。

「サラディンって、可愛い!」

か、可愛い?そう言われて、皆の顔もだんだんとニヤケ始めた。そして笑いは、全体に伝染していった。当のサラディンも、もはや可笑しくってしょうがなかった。

そして、笑ったら笑ったで、王妃はまた泣き出した。緊張の糸が切れて、感情がおかしくなったのかもしれない。えーん、えーん。目からはまた、ウソハチのようにぽろぽろと大粒の涙が零れていた。それを、サラディンはひしと抱きしめた。今度は彼が、彼女を支えてあげる番だった。

笑ったり、泣いたり。この戦争孤児たちは、みんなそうやって、共に一生懸命生きていた。

>>第十三話
テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 | 連載小説 | コメント(1) | page top↑
せっつBUUUUUN⊂二二二( ^ω^)二⊃ 【2008/02/03 21:18】
・・・記事タイトル、なんかアレなカンジですが(爆)。

今日は節分なんですよね。私、昼にスーパー行って初めて気付きました・・・

「あ、恵方巻売ってる」

って・・・f(^_^;)


流石に豆まきまではしませんでしたが、恵方巻は一応、縁起物ですし、食しときました。
今年の恵方は南南東らしいっすね。

南南東・・・



・・・って、ドッチよ!!∑( ̄□ ̄;ノ)ノ


誰かコンパス持ってこーーーい!ヽ(`Д´)ノ

ナンテネ(笑)。

まぁ、ベランダから見て駅のある方面とかカクニンしながらなんとか食べましたけれども;
まぁ、大体でいいっすよね☆
或いは、色んな方向見ながら食ってたら、ソノウチ南南東も向きますよねヽ(≧∀≦)ノ♪
(↑どんだけテキトーなんだよ;)


で、節分ということで思い立って、慌てて描いてみました。





節分イラストです↓





節分イラスト。



「鬼」繋がりで、オニゴーリ(+オマケにユキワラシ)。
まぁ、定番っちゃ定番f( ̄▽ ̄;


そう言えば東京では大雪だったそうで。
ユキワラシたんが都内でも沢山見られたことかと思います。
子どもは風のコってね♪

・・・でも、電車遅れたりとか、大分困ったことも多かったみたいデスガ(´Д`;


ちなみに、私の地方は雨でしたよんm(_ _;)m
ベチャベチャだったなぁ;


明日も天気崩れるそうで、気温も大分低いみたいっすけど、
皆様、風邪にお気をつけくださいませ~(*・ω・*)ノシ


あと、小説の新作の方は明日には公開できると思いますので、もう少々お待ちくださいませ。

以上!ノシ
テーマ:ポケモン - ジャンル:ゲーム | ポケモンイラスト | コメント(3) | page top↑
「新・ポケモンの小説を書くブログ。」の遊び方。 【2008/02/02 20:10】
どうも、この度は「新・ポケモンの小説を書くブログ。」にお越しいただき、誠にありがとうございますm(_ _)mフカブカ
当ブログ、本日より本格始動に乗り出していきたいと思います。

さて、このブログにはアメーバからお越しの方も多いと思いますので、「新・ポケモンの小説を書くブログ。」の遊び方と題しまして、ブログの機能について説明をさせていただきます。


●拍手機能
ブログの各記事の左下に「拍手」というボタンが見えますが、これはアメブロでいうところのペタと似たものだとご理解いただければ結構です。これを押していただくだけで、管理人に「この記事を読みました」ということを伝えることができます。
ただし、ペタと違う部分が2点あります。

1つ目は、ボタンが各記事ごとに分かれていること。
アメブロではどの記事のペタを押しても共通のページへジャンプしますが、このブログの拍手では、記事ごとに違うリンクが貼られています。ですから、記事ごとにレスポンスを送ることが可能です。

2点目は、拍手と合わせて、コメントを送ることもできるということ。
拍手ボタンを押すと、コメントのページへジャンプします。コメントしない場合はそのまま閉じて戴いても構いませんが、何か一言「読みました」「面白かったです」など送っていただけると、管理人も喜びます(笑)。勿論、「今回はつまんなかったです」などの批判を書かれても構いません(ただしあまり批判を送りすぎると、管理人は打たれ弱いのでヘコんでしまうことがあります・・・ご注意くださいf(^_^;))。
また、ここで送るコメントにつきましては、公開・非公開(管理人のみに公開)が選べます。


●コメント欄
コメント欄もアメブロと違って、字を太くしてみたり、絵文字を入れてみたりなど、様々な機能が付いています。
注目していただきたいのは、「PASS」という欄。ここに半角英数字で自分の好きなパスワードを入力していただくと、いつでも自分のコメントした内容を訂正したり、削除したりすることが可能になります。
例えば、自分の書いたコメントに誤字脱字を発見した際。勿論そのままでも気にする人はあんましいないと思いますが(笑)、どうしても恥ずかしい場合は直すことが可能です。
また、ここで送っていただくコメントも、「管理者にだけ表示を許可する」というボックスにチェックを入れていただけると、管理人のみに公開することができます。
ちなみに、このブログではNAMEの欄を空欄にして、匿名で送ることも可能です。但し、その場合は名前が「けつばん」になります(笑)。


以上、このブログの2つの機能についてお伝えして参りました。
他にも、アメブロに無い機能は沢山ありますが、あんまし語ってても読まれる方もウンザリすると思うので(汗、やめにしときます。
(↑ってか、もう既に充分説明長ぇよ;)

ではでは、まだまだうp出来てない記事も沢山ある作りかけのブログではございますが(汗、どうぞ楽しんでいってくださいませ(*・ω・*)ノシ

以上です。
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